老舗薬局屋3代目が薬剤師を目指した理由

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「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」(3月24日放送)に、公益社団法人 日本薬剤師会会長・山本信夫が出演。薬剤師になったきっかけを語った。

老舗薬局屋3代目が薬剤師を目指した理由
淵澤)山本信夫さんは1950年生まれ、現在68歳。東京薬科大学卒業後、日本初の調剤専門薬局を創った水野睦郎先生から薬剤師のイロハを学び、1981年に保生堂薬局に入局。2014年から2018年まで国際薬剤師薬学連合の副会長を務められました。また2014年より社団法人・日本薬剤師会の会長に就任されました。

自見)この番組では、毎回ゲストの方に子供の頃のお話を伺っています。山本会長はどんなお子さんだったのでしょうか?

山本)本人はごくごく普通の子だと思っていたのですが、最近になって周辺の人に聞くと、とてもいたずら小僧だったと言われます。

自見)育った場所は文京区ですか?

山本)文京区の北の方で、坂を下りると北区や荒川区でした。少し歩くと日本医大や東大という地域なので、割と静かな場所でした。生まれてからしばらくは昔の地域の自治体などが残っていた時代で、近所の子のなかで年上がリーダーになって、何人も集まって遊んでいました。その方々からいまになって聞くと「お前はとんでもない、いたずら小僧だった」と。

自見)部活やスポーツはされていましたか?

山本)高校、大学は写真部でした。みんな明るい場所で活動されていましたが、私たちは暗い場所(暗室)で酢酸の匂いにまみれながら活動していました。

自見)おじい様の代から文京区で保生堂薬局をやられて、山本会長も小さいときから薬剤師さんになろうと思われていたのですか?

山本)生まれたときから薬局の小僧ですから、自然とそうなってしまいました。いまにして思うと、選んで悪くはなかったのかなと思います。

自見)ご両親も薬剤師さんですか?

山本)はい。父も母も、病院薬剤師から薬局を継ぎました。私はそこで生まれたので3代目を継ぎました。たぶん継ぐのが一番便利そうだ、というぐらいの想いだったのかもしれません(笑)。

すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト
FM93AM1242ニッポン放送 日曜 6:04-6:13

番組情報

すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト

毎週日曜 6:04-6:13

番組HP

この番組は、子育てで日々奮闘しているママやパパ、そしておじいちゃん、おばあちゃん、ご近所さんなど、子育てに関わる皆様に、役立つ情報を提供してゆく子育て応援プログラムです。
ナビゲーター:尾木直樹 アシスタント:淵澤由樹(フリーアナウンサー)

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