「金輪際」は本来、何を意味する言葉なのか

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須弥山の概念図(Wikiwikiyarouより)

今回、このテーマにさせて頂いたキッカケが『金輪際』という言葉です。『金輪際』は“絶対に”、“断じて”といったように、強い意思をもって何かを否定するときに使われる言葉です。
例えば“金輪際あそこへは行きません!”、“金輪際、あの人のことは許しません!”など、強く否定するときによく使われています。

『金輪際』という言葉は、元々は仏教の世界観のひとつ、宇宙論から来ています。それによりますと、『金輪』は地下にあって大地を支える3つの輪、『三輪』の1つとされています。『三輪』とは『水輪』、『風輪』、『金輪』のことです。

仏教の宇宙論では『金輪』は『水輪』と、『水輪』は『風輪』とそれぞれ縦に繋がっていて、『金輪』と『水輪』が接する所、境目のことを『金輪際』と言います。このように『金輪際』とは“遥かな底”や“ギリギリの線”でもありますので、そうしたことから“物事の極限”を意味するようになりました。

そして現在では、打ち消しの言葉とともに“決して”、“断じて”といった意味で『金輪際』が使われるようになりました。

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい

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