気をつけたいアイロンの「ドライ」と「スチーム」設定
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アイロンの正しい使い方
アイロンがけのとき、裏地などに付いている『洗濯表示』をご覧になって、アイロンがけが可能かどうかの確認が必要です。
可能な場合、アイロンの温度設定や、当て布が必要かどうかも表示されていますので、それに従って下さい。
『ドライ』と『スチーム』の違い
洋服の素材ごとに使い分ける
アイロンには『ドライ』と『スチーム』の設定がありますが、『ドライ』はアイロンの熱だけでシワを伸ばします。それに対して『スチーム』は、大量の蒸気の力でシワを伸ばします。
全ての衣類に対してスチーム設定を利用される方が多いそうですが、洋服の素材ごとに使い分けることが、よりキレイに仕上げるコツだそうです。
『ドライ』は薄手の生地に最適
暑くなって来ると麻の素材を着られる方もいらっしゃいますが、シワによってはアイロンのスチームだけでは取れないことがあります。
その場合、霧吹きで全体を湿らせてからドライ設定でアイロンをかけると良いそうです。
他にもドライ設定は、ポリエステルやシルクといった薄手の生地にも最適です。
その場合、高温にならないように注意が必要です。
アイロンはどこからかける?
“アイロンをかけるときの順番”ですが、基本は“細かい部分”からです。例えばワイシャツの場合、『襟(えり)』から始めて『肩』、『袖』、そしてそれ以外の部分、いわゆる『身頃』の順番です。
縫い目を引っ張ったり生地を移動させたりして、たるみを作らないことがアイロンがけに失敗しないコツです。
■杏樹の感想
先日、この番組の男性スタッフの方と話していたとき、その方が自分で初めてご飯を炊いたところ、お水の加減を間違えてベチャベチャになってしまったそうです。そのエピソードがキッカケで、今回このテーマにさせて頂きました。
今回ご紹介することは、日頃から家事をやられている方からすれば、何をいまさら…と思われるかも知れませんが、ご自分で初めて家事をやるようになって苦労されている方もいらっしゃるかと思います。そういった方々の参考にして頂けたらと思います。
今回、私がいちばんビックリしたのは『洗濯表示』です。『取扱い絵表示』と名前や内容が変わっていることを知らなかったので、そんな風になっているのだ! と驚きました。いままで気にせずに洗ったりアイロンがけをしたりしていたので、今度からはちゃんと確認します(汗)。
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