地球1周分の距離を歩いた伊能忠敬の偉業
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日本で初めて実測で日本地図を作った伊能忠敬
1800年に江戸から蝦夷地へ出発
『地図の日』は別名『最初の一歩の日』とも言います。いつかと言いますと、4月19日です。これは日本で初めて実測による日本地図を作った伊能忠敬さんに由来しています。
1800年4月19日、伊能忠敬さんは測量のために江戸を出発して『蝦夷地』、現在の北海道に向かいました。
その日を記念して、4月19日が『地図の日』となりました。
50歳で隠居後、暦学や天文学の勉強を開始
歩いた距離は4万キロ
元々、事業家として成功されていた伊能忠敬さんですが、50歳で隠居後、以前から興味があった暦学や天文学の勉強を始めました。勉強して行くうちに、日食や月食の観測には地球の大きさを正確に知ることが必要だと分かりました。
そこで『江戸から蝦夷地までの距離』と『星の角度』を、実際に測量しようと決心しました。
幕府も当時、日本の防衛のために正確な日本地図の必要性を感じていたため、伊能忠敬さんに地図作りを命じました。
測量は全部で4回にわたって行われ、費やした年数は延べ17年間。歩いた距離はトータルで約4万キロ。
これは地球1周分になります。
現代の地図とほとんど変わらない正確さ
全ての測量を終えてから2年後の1818年、伊能忠敬さんは73歳の生涯を閉じられました。
この時点では地図は未完成でしたが、弟子たちが後を引き継いで、1821年に完成させました。
それが『大日本沿海輿地全図(だいにっぽん・えんかいよちぜんず)』です。
この地図ですが、現代の地図とほとんど変わらない正確さだそうです。
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