現在の『シャープ』が生まれるきっかけは“バックル”の発明
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大正時代の出来事
1912年(明治45年)7月30日、明治天皇が崩御され、新たに『大正』がスタートしました。
この元号には“天が民の言葉を受け入れて政治が正しく行われるように”、また“人を導く人は、皆の言葉をキチンと聞いて行動しなければならない”といった意味が込められています。
大正時代に誕生したもの
『早川電機』(現在の『シャープ』)
この当時、早川徳次さんが“穴がなくてもベルトを長く短く自在に締められるバックル”を発明しました。
この画期的なバックルの発明で特許を取られた早川さんは、大正元年9月、東京に金属加工業の会社を設立しました。この会社がのちの『早川電機』、現在の『シャープ』です。
『日活』
同じく大正元年9月に設立されたのが、『日本活動冩眞(にほんかつどうしゃしん)株式會社』、略して『日活』です。その後、大正・昭和・平成の3つの時代にわたって、数々の映像作品を作られています。
『大正琴』
同じく大正元年9月に誕生したのが『大正琴』です。愛知県名古屋市出身の、森田吾郎さんがタイプライターのキーの構造と、2本弦の琴『二弦琴』をヒントに開発したものです。
発売日が9月9日で、その日が『重陽の節句(菊の節句)』だったこともあって、当初は『菊琴』と紹介されたそうです。
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