「図星」の語源は的の中心のこと 意味や類語は?
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あの言葉の語源は何?
『図星』
図星=矢を射る的の中心にある黒い点
『図星』とは、“人の指摘などがまさにそのとおりであること”、“人の思惑などが想像していたとおりであること”といった意味です。
語源は“矢を射る的の中心にある黒い点”です。
矢を射るとき、この図星を狙うことから“狙いどころ”、“急所”といった意味になり、指摘や思惑などが当たる意味でも『図星』という言葉が使われるようになったそうです。
類語は?
類語としては『痛いところをつく』『正鵠(せいこく)を得る』などがあります。
『海賊版』
『pirated edition』の日本語訳
『海賊版』とは、著作権を持つ方に無断でコピーされた本や音楽、映像などのことです。
『海賊版』という言葉は、英語の『pirated edition』を日本語に訳したものです。
『pirate』は“海賊”という意味ですが、そこから“略奪する”、“著作権を侵害する”という意味を持つようになったとされています。
『edition』には“出版物”といった意味がありますので、そんなところから『pirated edition』と呼ぶようになったとされています。
『海賊盤』は『海賊版』の一種
同じ『海賊版』でも、『海賊盤』という漢字もあります。
こちらは『海賊版』のなかでも音楽に関わるレコードやCD、ビデオ、DVDのことを言います。英語では『bootleg』とも言います。
元々、『bootleg』は酒を長靴に隠して密輸する“酒の密売”を意味していましたが、それがのちに『海賊盤』の意味で使われるようになりました。
(「スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい」 より)