「クールビズ」~名付け親は応募したことを忘れていた?
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『クールビズ』とは、地球の温暖化を止めることを目的に、夏の職場のエアコン温度設定を28℃程度にして、それでも効率的に働けるように“ノーネクタイ、ノージャケット”のスタイルで活動することです。2005年(平成17年)から政府が提唱しています。
今年(2019年)の実施期間は昨年と同じで、5月1日~9月30日までです。但し10月になっても残暑が厳しい日は、部屋の温度の適正な管理と、それぞれの判断による涼しい服装といった取り組みを呼びかけています。
『クールビズ』という言葉は“涼しい、カッコイイ”という意味の『クール(cool)』と、“仕事”を意味する『ビジネス』の『ビズ(biz)』を組み合わせた造語です。
2005年(平成17年)、環境省は“涼しく効率的に、格好良く働くことができる”というイメージを分かりやすく表現した、夏の新しいビジネススタイルの愛称を一般の方から募集しました。3000件を超える応募のなかから『クールビズ』が選ばれましたが、考えたのは東京在住の田形英明さんという、当時31歳のサラリーマンの方です。
実は田形さんは応募したことを忘れていて、環境省から連絡があったときは驚いたそうです。ご本人曰く「あまり深く考えずに応募したのと、そんなに良いネーミングとは思わなかったので、本当に使われるのか半信半疑でした」…だそうです。
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