瀬戸内寂聴 出家して消えた孤独感
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【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第1081回
出家する前の私は、人生に疲れて孤独で死んでしまいたいと思う時もありました。虚しくて気が狂うのではないかと怖れる気持ちも味わいました。しかし、出家してから孤独感は消えました。
瀬戸内寂聴
撮影:斉藤ユーリ
《瀬戸内寂聴 新刊情報》
〈最新刊〉
『命の限り、笑って生きたい』 瀬戸内寂聴×瀬尾まなほ
光文社刊 定価:1,300円(税別)96歳の作家と30歳秘書が語る人生100年時代の新・幸福論
最高齢の現役作家・瀬戸内寂聴さんとその仕事を秘書として支え、自らもエッセイストとして活躍する瀬尾まなほさん。
66歳の年齢差がある2人が、元気で長生きをする秘訣、お互いに譲らない恋愛観、執筆の裏話、人を上手にほめる方法、かっこいい死に方など語りつくしました。
『愛することば あなたへ』 瀬戸内寂聴
光文社刊 定価:920円(税別)人はなぜこの世に生きているのでしょう。それは愛するためです。
生きていれば人生にはいろいろなことが起きます。
仕事に失敗したとき、失恋したとき、問題を起こしてしまったとき、怒りで大声を出したいとき、大切な人を失ったとき、もう、生きるのが嫌になったとき……。そんなとき、この本を開いてみてください。
寂聴さんのことばが心に沁み、心が開かれてきます。本書に収められているのは、「男と女」「くるしみ」「しあわせ」「わかれ」「さびしさ」「いのり」という愛にまつわる6つのテーマで厳選した珠玉の言葉たちです。