約4700万円で落札されたナイキの「ムーン・シューズ」とは?
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2019年7月、ニューヨークのオークションに、『ナイキ』が1972年に生産したスニーカー、『ムーン・シューズ』が出品されました。靴底の形が“月に残された宇宙飛行士の足跡”に似ていることから、『ムーン・シューズ』という名前だそうです。
1972年と言えば、当時の西ドイツ・ミュンヘンでオリンピックが開催された年です。この『ムーン・シューズ』は、『ナイキ』の共同創業者で陸上競技のコーチだったビル・バウワーマンさんが、オリンピック選考会に出場するランナーのために作ったものです。
すべて手作業・ハンドメイドで、全部で12足が作られましたが、良い状態で残っているのは1足だけだそうです。その1足がオークションに出品されました。
当初、落札価格は日本円で約1740万円の予想でした。ところが実際に落札された金額は、それを大幅に上回る約4700万円だったそうです。
これまでのスニーカーの落札価格の最高は、NBA(米プロバスケットボール)のマイケル・ジョーダンさんの『コンバース』のスニーカーで、約2000万円でした。それを倍以上、上回る結果となりました。
落札したのはカナダの実業家の方で、「これまで作られたスニーカーのなかで絶品の1つです。スポーツの歴史と大衆文化に刻まれた、まさに歴史的工芸品です!」と喜びを語っています。
■杏樹の感想
私はスニーカーが大好きで、よく履きますし、調べてみたら『ローカット』、『ミッドカット』、『ハイカット』のどの種類もウチにありました。その割には、スニーカーについての知識はほとんどなかったので、いろいろ知ることができました。
「きょうはこの格好だから、このスニーカーにしよう!」とか、逆に「きょうはこのスニーカーを履きたいから、この格好で出かけよう!」など、スニーカーとファッションの組み合わせを考えると楽しくなります。
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