白醤油、再仕込み醤油…意外と知らない醤油の種類
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醤油は大きく5つの種類に分けられます。
(1)『濃口醤油』は、全国で最も一般的に使われている醤油です。塩味の他に『深い旨味』や『まろやかな甘味』、『さわやかな酸味』、『味をひきしめる苦味』を合わせ持っています。九州地方の甘めの醤油も、濃口醤油の一種です。
(2)『淡口醤油』は、色を薄めるために塩をたくさん使っていますので、塩分が高いです。関西地方でよく使われています。
(3)『たまり醤油』。濃口醤油や淡口醤油の場合、原料の大豆と小麦の量がほぼ同じですが、たまり醤油の場合はほとんど大豆だけで造られています。色が濃くてとろみがあり、旨味が強いです。
(4)『白醤油』は、たまり醤油とは反対に小麦が主原料の醤油です。淡口醤油よりもさらに色が薄くて、甘味や塩味が強く、独特の香りがあります。
(5)『再仕込み醤油』は色や味が濃く、旨味の強い醤油です。『甘露醤油』とも言います。出来上がった濃口醤油をもう1度、仕込み直して作りますので、その分、熟成期間が長くなります。
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