早期退職しても“生き残る人”の特徴
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経済アナリスト・森永卓郎が、早期退職で成功できる人について解説した。
東京商工リサーチの発表によると、2019年の上場企業の早期退職や希望退職の対象が、9月末の時点で27社、合計1万342人に達したことがわかった。6年ぶりに1万人の大台を突破している。10月16日放送のニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」に出演した森永はこのように解説する。
「業績自体が厳しい企業はもちろんですが、業績は好調だけど今後、先行き不安でいまのうちに(人員を)減らしておこうという企業もあります。つまり今はいいけど、将来の業績が不安ということですね。また、先日発表されたセブン&アイ・ホールディングスは過去最高益を出しているにも関わらず3,000人の人員削減をしました」
では、早期退職をする側にとって注意すべき点はあるのか。
「わたしが最初に勤めていたJTでも10年前くらいに大規模な早期退職募集がありました。退職金にすごい色をつけて。で、わたしの同期が7割くらい早期退職したんですが、外資系企業を渡り歩いて稼ぎまくる人と、全然就職が決まらない人にわかれました」
早期退職をしても社会で生き残るのはどういう人なのか。森永は、こう語る。
「社内のことしかわからない人はなかなか厳しいと思います。逆に、国際部門で世界を飛び回っていた同期は、語学堪能で海外ビジネスに詳しい。彼は早期退職しても引く手あまたでしたね」
垣花正 あなたとハッピー!
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