なぜクリスマスツリーに使われるのは「もみの木」なのか
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クリスマスツリーの由来
クリスマスツリーは、クリスマスをお祝いするための飾りです。
クリスマスツリーの由来には諸説あります。
『ゲルマン民族』説
『冬至』のお祭り
例えば、北欧に住んでいたゲルマン民族が『冬至』のお祭りの際、もみの木に神様への贈り物をささげたのが始まりだとする説です。
もみの木は常緑樹ですので、寒い冬でも緑を絶やすことがありません。
もみの木は『永遠の命』の象徴
その姿は“永遠”を表現していて、それは神様の永遠の愛や、イエス・キリストが与えてくれる永遠の命を象徴しているそうです。
こうしたゲルマン民族の風習とキリスト教が一緒になって、クリスマスにもみの木を飾る習慣が広まったそうです。
また、もみの木の枝は十字架に似ているということもあって、“聖なる木”と呼ばれるようになりました。
『ドイツ(現フランス)』説
金箔やお菓子で飾りつけ
他にも1605年、当時のドイツ・エルザス地方(現在のフランス・アルザス地方)では、クリスマスの時期になると、もみの木を森から持って来て、リンゴやワッフル、金箔やお菓子で飾りつけをしたとする説です。
プロテスタント教からカトリック教へ
最初はプロテスタント教の家で行われていましたが、のちにカトリック教の家や教会でも行われるようになりました。
そんなクリスマスツリーの伝統が、やがて世界中に広まって行ったと言われています。
『もみの木』以外でもいい
こうした理由から、クリスマスツリーにはもみの木が使われていますが、同じ常緑樹であればもみの木以外でもいいそうです。
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