IR汚職事件と大手パチンコホール運営会社への強制捜査の関連性
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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(1月6日放送)にジャーナリストの須田慎一郎が出演。国会議員IR汚職事件について解説した。
IR汚職事件と大手パチンコホール運営会社への強制捜査
IRをめぐり、衆議院議員の秋元司容疑者が逮捕された汚職事件で、疑惑の国会議員5人について、3日に読売新聞が実名入りで報じた。自民党の船橋利実、岩屋毅、中村裕之、宮崎政久議員、維新の会の下地幹郎議員の名前が挙がっている。
飯田)どう思われますか?
IR議連と景品替えの換金方式の合法化を求める議員連盟の存在
須田)5人とも否定しますよね。あまり報道されていないのですが、パチンコ利権と言う切り口から見てみたいと思います。秋元司議員が逮捕された翌日、「ガイア」という国内の大手パチンコホール運営会社が家宅捜索・強制捜査を受けています。なぜ強制捜査を受けたのか。「時代に適した風営法を求める議員連盟」というものがあります。この風営法はパチンコに関連しているということで、景品替えの換金方式の合法化を求める議員連盟です。そしてこのパチンコ議連は、IR議連と重なっているのです。しかもIR議連の目的のなかに、換金方式の合法化が盛り込まれています。
飯田)日本の報道だと、「カジノを含むIRとパチンコは食い合う関係だ」などと報じられることが多いのですが、そうではなくて、共存できるということをわかっているのですね。
須田)そしてパチンコホールメーカー、パチスロメーカーに関しても、カジノに対しての進出意欲が物凄く強いのですよ。
飯田)すでに海外で、事業を一緒に展開しているというところもありますからね。
須田)そういう点で言うと、食い合うどころか、相乗効果をもたらすのではないかということです。そこは重なり合っているのです。
飯田)これを機会として換金方式も合法化し、グレーな部分を消すということですね。
須田)ですから特捜部の操作というのは、1つはカジノ・IR、もう1つはパチンコというところに伸びて行くのではないかと思います。
飯田浩司のOK! Cozy up!
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