部屋の加湿のし過ぎってよくない? 医師が回答
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ニッポン放送「草野満代 夕暮れWONDER4」(1月6日放送)で、加湿のし過ぎに関して医師が回答した。
番組に寄せられた健康の疑問『以前、俳優の阿部寛さんが風邪予防のために、家の中で加湿器を10台セットしていると聞きました。我が家も、10台までとは言いませんが、リビングに2台、寝室に1台、台所に1台置いています。ですが、なにごともやりすぎは良くないと思います。加湿のし過ぎ、これって良いんでしょうか。悪いんでしょうか』に対して、医師が回答した。
「冬は空気が乾燥するためインフルエンザや風邪にかかりやすくなり、乾燥は肌にも良くないなどのことから加湿器が推奨されますが、加湿も過ぎると弊害があります。それがカビとダニです。カビによるアレルギー症状が出たり、肌も加湿のしすぎによる新陳代謝の異常から皮膚のバリア機能が低下して、刺激に弱い肌になると言われています。使っている暖房器具により、乾燥の程度は違ってきます。エアコンでは加湿が必要ですが、電気ストーブ・オイルヒーターでは少しの加湿でよく、石油・ガスストーブ・ファンヒーターでは加湿の必要はありません。加湿器以外でも、洗濯物の部屋干しや観葉植物、炊事は加湿効果がありますので、これらを加湿のために使うこともできる反面、これらが合わさって加湿のしすぎにならないよう注意が必要です。湿度は50−60%がよいとされますが、湿度がどのくらいかは、感覚ではわからないので湿度計で確認します。加湿器の掃除を怠ると部屋にカビや細菌を撒き散らすことになるので、まめに掃除をし、晴れた日には窓を開けて換気することも大切です」
草野満代 夕暮れWONDER4
FM93AM1242ニッポン放送 月曜-木曜16:00-17:40
番組情報
素敵な音楽&豊かな暮らしを、あなたに!「草野満代 夕暮れWONDER4」
(放送は2020年7月2日まで)