坂口健太郎×永野芽郁、謎に包まれた病院から脱出なるか?!
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【Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね 第792回】
シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。
今回は、3月6日に公開された『仮面病棟』をご紹介します。
現役医師が描く病院ミステリーを実写映画化!
いま、若者を中心に大流行している謎解きやリアル脱出ゲーム。クリアできたときの達成感もさることながら、物事を解決するためのチームワークが高まるということで、最近ではアクティビティとして活用する学校や会社もあるとか。
そんななか、現役医師で作家の知念実希人による同名ベストセラー小説を実写映画化した『仮面病棟』が公開されました。
鉄格子で閉ざされた「田所病院」。平穏だった場所が、ピエロの仮面を被った凶悪犯に占拠され、身元不明の入院患者64人と職員たちが院内に閉じ込められてしまった。
婚約者を事故で亡くした過去を持つ当直医の速水と、犯人に撃たれ負傷した女子大生の瞳は、病院からの脱出を試みる。しかし、警察への通報を拒否する院長の行動や、あるはずのない最新の手術室など、次々と不可解な事態に遭遇し…。
メインキャラクターを演じるのは、いまをときめく人気俳優たち。主人公の医師・速水秀悟役に本作が単独初主演となる坂口健太郎、ヒロインの女子大生・川崎瞳役には永野芽郁。『俺物語!!』以来、約5年ぶりの共演を果たしました。
また謎に包まれた病院職員役には、高嶋政伸、内田理央、江口のりこ、大谷亮平と個性的な面々が集結。彼らは敵か味方か…。その正体にも注目です。
建物に隠された仕掛けや病院内の人々の不可解な様子。そうしたさまざまな“謎”に翻弄されながらも、その謎を解明するごとに犯人を追い詰めて行くような感覚は、実にスリリング。
脱出ゲームを体感するように物語を堪能できる、新感覚の謎解きミステリーです。
『仮面病棟』
2020年3月6日(金)から全国ロードショー
監督:木村ひさし
原作:知念実希人(「仮面病棟」実業之日本社文庫 刊)
脚本:知念実希人、木村ひさし
脚本協力:小山正太、江良至
音楽:やまだ豊
主題歌:UVERworld「AS ONE」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
出演:坂口健太郎、永野芽郁、内田理央、江口のりこ、朝倉あき、丸山智己、笠松将、永井大、佐野岳、藤本泉、小野武彦、鈴木浩介、大谷亮平、高嶋政伸
(C)2020 映画「仮面病棟」製作委員会
公式サイト http://wwws.warnerbros.co.jp/kamen-byoto.jp/
連載情報
Tokyo cinema cloud X
シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。
著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/