綾野剛 × 松田龍平、心を許した友人には“もうひとつの顔”があった…

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【Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね 第780回】

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。

 

今回は、2月14日から公開の『影裏』をご紹介します。

ニッポン放送「Tokyo cinema cloud X」

沼田真佑の芥川賞受賞作を大友啓史監督が映画化

自らが住む盛岡を舞台とし、処女小説にして第157回芥川賞を受賞した沼田真佑の同名小説を、『るろうに剣心』シリーズで知られる岩手県出身の大友啓史監督が映画化。

人間の心の裏側や、現代社会における繊細なテーマを描いた感動のヒューマンミステリーが誕生しました。

ニッポン放送「Tokyo cinema cloud X」

会社の転勤をきっかけに、岩手・盛岡に移り住んだ今野秋一。慣れない土地で同い年の同僚・日浅典博に出会い、次第に距離を縮めて行く。

酒を酌み交わし、釣りをし、たわいもないことで笑い合う。まるで遅れてやって来たかのような青春の日々に、今野は言いようのない心地よさを感じていた。

しかしある日、日浅が突然姿を消してしまう。彼を探し始めた今野は、日浅の父に捜索願を出すことを頼むが、何故か断られてしまう。そうして見えて来たのは、これまで自分が見ていたものとは違う、日浅のまったく別の顔だった…。

ニッポン放送「Tokyo cinema cloud X」

物語のメインキャラクターを務めるのは、大友啓史監督が熱望したふたりの俳優、綾野剛と松田龍平。無表情で物静かな青年と、一見明るいけれど何処か影のある青年。まるで光と影を演じ分けるような両者の細やかな演技が、観る者に鮮烈な印象を与えます。

共演には國村隼、筒井真理子、中村倫也、永島暎子、安田顕など、日本を代表する実力派キャストが集結。撮影は、原作の舞台でもある岩手県にてオールロケで行われました。

ニッポン放送「Tokyo cinema cloud X」

表の顔と裏の顔。どちらの顔が、本当の日浅なのか…。原作の行間をすくい取るように、ふたりの心情や関係性の変化を丁寧に描いた、味わい深い1作です。

ニッポン放送「Tokyo cinema cloud X」

『影裏』

2020年2月14日(金)から全国ロードショー
監督:大友啓史
原作:沼田真佑 「影裏」(文藝春秋刊)
脚本:澤井香織
音楽:大友良英
出演:綾野剛、筒井真理子、中村倫也、平埜生成、國村隼、永島暎子、安田顕、松田龍平
(C)2020「影裏」製作委員会
公式サイト https://eiri-movie.com/

ニッポン放送「Tokyo cinema cloud X」

八雲ふみね

映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。
機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。
初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。
トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com

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