「コロナ詐欺」は【三近】に注意!~騙されやすいのはこんな人
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新型コロナウイルス感染拡大の中、不安に便乗しての『コロナ詐欺』も横行している。詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト多田文明氏が4月20日のニッポン放送「草野満代夕暮れWONDER4」に出演、予想される手口、ダマされやすい人の特徴について解説した。
「いま非常に在宅率が高いです。まず詐欺に気を付けるのは電話、訪問です」と説明し、多田氏の耳に入った詐欺の例を挙げた。
【 厚生労働省を装う詐欺】
電話で厚生労働省の名を語り「住んでいる場所の近辺で発生していますよ」と偽情報を教える。検査費用を肩代わりのするので検査キットを送ると言われ、後々病院を装い、口座に振り込ませる。
電話で厚生労働省の名を語り「住んでいる場所の近辺で発生していますよ」と偽情報を教える。検査費用を肩代わりのするので検査キットを送ると言われ、後々病院を装い、口座に振り込ませる。
【保健所を装う詐欺】
電話をかけてきて手洗いやうがいの励行を行うアドバイスなどをしながら、家族構成など、後々の詐欺の材料を引き出す。
そして多田氏は、「詐欺においては『三密ではなく』、<電話で近づく><訪問で近づく><ネットで近づく>この3つの『三近』に気をつけて下さい」と呼びかけた。
また、ダマされやすい人については、以下の3つを挙げた。
【相手の話の腰を折れない人】
優しい人は相手の話の腰を折れません。なので話を聞いてしまう。
優しい人は相手の話の腰を折れません。なので話を聞いてしまう。
【 自分から情報発信をしてしまう人】
相手も聞き上手なので、知らず知らずに自分の情報を相手に伝えてしまう
相手も聞き上手なので、知らず知らずに自分の情報を相手に伝えてしまう
【パニックになる人】
例えばティッシュやトイレットペーパーを大量に買いに走る人。
例えばティッシュやトイレットペーパーを大量に買いに走る人。
そして「ズバリ、詐欺は女性の方をターゲットにしています」と警告した多田氏。
誰もが心が不安になっている昨今、警戒心を解かないよう、しっかり詐欺を見極めていきたい。
番組情報
素敵な音楽&豊かな暮らしを、あなたに!「草野満代 夕暮れWONDER4」
(放送は2020年7月2日まで)