医師で医療ジャーナリストの森田豊氏が、新型コロナウイルス感染予防対策における「マスク」の使い方について解説した。
6月8日(月)のニッポン放送では「あなたがレポーター! 一都三県 ラジオコロナ復興会議」と題して、リスナーから新型コロナウイルスにまつわる日常生活での質問を募集。「垣花正あなたとハッピー!」では森田氏が、医師・医療ジャーナリストの観点から様々な質問に回答した。
Q、マスクをしない人が増えましたが。このままでいいのですか?
「結論からすると基本的にマスクはつけて欲しい。人と人が2m以内の場合は特に付けて欲しいです。感染していても症状が出ない人がいるから、うつさない、うつされないために必要。ただし、人が少ないところ、社会的距離が保たれている場合は、熱中症を防ぐためにもマスクは外しましょう。ここからはメリハリをつけて、外すときは外して、水分補給をきちんとして、汗をかいたら塩分を補いましょう」
Q、通気性のいいマスクって、ウイルスは入ってこないんですか?
「現在、通気性もよくてマスクの網目・フィルターもきちっと整備されている素材は開発されています。また、新型コロナウイルスは『空気感染はない』と考えられています。あくまで『咳のしぶき』、あったとしても『マイクロ飛沫』というもので感染すると言われています。
非常にキメの細かい「N95マスク」のようなマスクは必要ないと言われています。そのため、あまり細かいフィルターにこだわる必要はないと思います。また、マスクの中が濡れると、肌が荒れて皮膚炎などをおこしてしまうので、肌のケアをするためにもガーゼなどを入れるのはいいかもしれませんね」
番組情報
ふつーの男・沖縄県宮古島出身の垣花正がお届けする、ニッポン放送が自信と不安をもってお送りする朝のワイド番組!レギュラー・ゲストとのコンビネーションもバッチリ!今の話題をハッピーにお届けしていきます!