元・衆議院議員の宮崎謙介氏が自民党総裁選に出馬した菅義偉官房長官の人柄について語った。
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宮崎謙介氏(2019年11月11日 番組出演時) / 自民党総裁選への出馬を表明する菅義偉官房長官=2020年9月2日午後、国会内 写真提供:産経新聞社
菅氏、石破茂元幹事長、岸田文雄政調会長が出馬した自民党総裁選。元・衆議院議員の宮崎謙介氏が8月31日(月)のニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」に電話出演し、解説を行った。
8月30日に二階俊博幹事長が率いる二階派(47人)が菅氏の支持を打ち出したことで“固まった”とされるが、宮崎氏は「二階幹事長は総裁選の時に、いの一番に声を挙げられるんですよ」とし、「前の安倍支持の時も一番最初に挙げて、そこから一気に流れができたので。今回も先制パンチが効いて、『手を挙げようかな』って思ってた人も『菅長官が挙げるならいけないな……』という風になるんですよね」と解説した。
また宮崎氏は、菅氏について「最も尊敬している議員の一人なんですよ」と明かした。宮崎氏が2012年に初当選した頃、菅官房長官に挨拶に行ったとのことだが、宮崎氏によると、通常は多忙のため新人議員は簡単には会えないという。ところが菅氏の反応は意外なものだったという。「菅長官は『5分しかないけど会いますよ』って言ってくださって。そういう事は後輩議員は感謝をするんですよ。だからファンは結構多いですよ」と、その人柄から若手議員から人望を集めていることを明かした。