石原さとみ 愛され女優の魅力に迫る映画4選

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【Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね 第923回】

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。

※写真は『風に立つライオン』より

可愛らしいルックスに近年は女性らしい艶っぽさも加わり、より一層魅力が増して来た石原さとみ。幅広い役柄を演じ分ける演技力には定評があり、男女問わず愛され続けている女優のひとりです。

そこで今回は、最近、結婚を発表したことでも話題となっている石原さとみの出演映画4タイトルをご紹介します。

※写真はAmazonより

『北の零年』その初々しさに、大器の予感

まずは『北の零年』。

舞台は、明治初期の北海道。明治政府より淡路島から北海道への移住を命じられた、稲田藩の家臣546名。運命に翻弄されながらも屈することなく、自分たちの国づくりに挑んだ人々のドラマを壮大なスケールで描いた一大叙事詩です。

本作で石原さとみが演じたのは、吉永小百合が演じる主人公・小松原志乃の娘、多恵。豪華なスター俳優と並んでも遜色ない存在感を発揮し、大器を予感させる好演をみせています。

まだあどけなさが残る、初々しい石原さとみの姿を堪能できる1作です。

※写真はAmazonより

『MONSTERZ モンスターズ』演技派俳優に翻弄されるヒロインを熱演

続いては、『MONSTERZ モンスターズ』。

視線ひとつで他人を操る力を持った男と、唯一その力が及ばない男。運命的に出会った2人が死闘を繰り広げる、サスペンスアクションです。

藤原竜也と山田孝之という演技派俳優の競演でも話題となった本作では、ヒロイン・雲井叶絵役を務めた石原さとみ。藤原竜也扮する“男”に意のままに操られ翻弄されるキャラクターを、鮮やかに演じています。

彼女の見事な助演があるからこそ、男2人が繰り広げる闘いの凄まじさが引き立ち、作品にさらなる臨場感を与えていると言っても過言ではないでしょう。

石原さとみの確かな演技力を、じっくり味わって。

※写真はAmazonより

『幕末高校生』歴史教師役で、コメディエンヌぶりを発揮

現代の高校教師とその教え子たちが、幕末の江戸にタイムスリップ。勝海舟と西郷隆盛による和平交渉の現場に立ち会うハメに!?

『幕末高校生』は眉村卓の「名残の雪」を原案に、タイムスリップによって巻き起こったトラブルをコメディタッチで描いた時代劇エンターテインメントです。

石原さとみの役どころは、普段着の姿で幕末の江戸に現れ、捕らわれの身になってしまう高校教師・川辺未香子。

一生懸命だけれど、それゆえに空回りしてしまうキャラクターをテンポのいい芝居で表現し、コメディエンヌぶりを披露しています。
劇中でみせる和服姿の可憐さにも注目ですよ。

※写真はAmazonより

『風に立つライオン』アフリカの大地で体現した聡明さと力強さ

最後は、『風に立つライオン』。

さだまさしによる同名曲のファンである大沢たかおが、小説化と映画化を熱望。その大沢たかお自身が主演し、三池崇史監督がメガホンを取って映画化したヒューマンドラマです。

石原さとみが扮したのは、主人公の日本人医師・航一郎と共にケニアで懸命に働く看護師・草野和歌子。有能な看護師としての一面を持ち、やがては航一郎の人間的な魅力に惹かれて行く女性を聡明に体現しています。

医療のあり方を見つめたストーリーはもちろん、ケニアの雄大な風景も魅力的な感動作です。

『北の零年』(※写真はAmazonより)

■北の零年(2005年)

監督:行定勲
脚本:那須真知子
音楽:大島ミチル
出演:吉永小百合、豊川悦司、柳葉敏郎、石原さとみ、吹越満、奥貫薫、阿部サダヲ、金井勇太、大後寿々花、モロ師岡、榊英雄、寺島進、忍成修吾、田中義剛、馬渕晴子、大口広司、藤木悠、平田満、鶴田真由、石橋蓮司、石田ゆり子、香川照之、渡辺謙

『MONSTERZ モンスターズ』(※写真はAmazonより)

■MONSTERZ モンスターズ(2014年)

監督:中田秀夫
脚本:渡辺雄介
音楽:川井憲次
原案:キム・ミンソク(韓国映画『超能力者』)
Special Trailer Music:BOOM BOOM SATELLITES「ONLY BLOOD」
出演:藤原竜也、山田孝之、石原さとみ、田口トモロヲ、落合モトキ、太賀、三浦誠己、藤井美菜、川尻達也、森下能幸、平山祐介、松岡恵望子、林田直樹、佐藤詩音、土師野隆之介、松重豊、木村多江
Based on the Korean motion picture ‘Haunters’ 〈Produced by Zip Cinema〉

『幕末高校生』(※写真はAmazonより)

■幕末高校生(2014年)

監督:李闘士男
脚本:橋部敦子
原案・協力:眉村卓「名残の雪」
音楽:服部隆之
主題歌:ナノ「INFINITY≠ZERO」
出演:玉木宏、石原さとみ、柄本時生、川口春奈、千葉雄大、谷村美月、吉田羊、渡辺邦斗、隆大介、山崎銀之丞、中村育二、篠井英介、井上肇、 嶋田久作、伊武雅刀、石橋蓮司、柄本明、佐藤浩市

『風に立つライオン』(※写真はAmazonより)

■風に立つライオン(2015年)

原作:さだまさし「風に立つライオン」(幻冬舎文庫)
企画:大沢たかお
監督:三池崇史
主題歌:さだまさし「風に立つライオン(シネマ・ヴァージョン)」(ユーキャン)
脚本:斉藤ひろし
音楽:遠藤浩二
出演:大沢たかお、石原さとみ、真木よう子、萩原聖人、鈴木亮平、藤谷文子、中村久美、山崎一、宮田早苗、石橋蓮司、ERICK OJIAMBOH、PATRICK OKETCH、NICK REDING、LYDIA GITACHU

連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/

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