『461個のおべんとう』井ノ原快彦&道枝駿佑 初共演で親子役を熱演!

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【Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね 第929回】

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。

今回は、11月6日公開の『461個のおべんとう』をご紹介します。

『461個のおべんとう』井ノ原快彦&道枝駿佑 初共演で親子役を熱演!

『461個のおべんとう』

渡辺俊美の感動エッセイ「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」が映画に……

「TOKYO No.1 SOUL SET」の渡辺俊美による感動のエッセイを映画化した、『461個のおべんとう』。

高校3年間=合計461個。毎日欠かすことなく続けたお弁当を通して、人気ミュージシャンの父親と息子の絆を描いた実話に基づく物語が、この秋、スクリーンに登場しました。

 

『461個のおべんとう』のあらすじ

長年連れ添った妻と離婚することになった、人気ミュージシャンの鈴本一樹。息子の虹輝は父と暮らすことを選んでくれたが、15歳という多感な時期の息子に対し、一樹は罪悪感を抱いていた。

高校受験に失敗したことについても、「学校だけがすべてではない。好きなように育ってくれたらそれでいい」と願うばかり。そんななか、虹輝は進学の道を選び、翌春、高校に合格する。

学校でのお昼ごはんについて聞いてみると、「父さんのお弁当がいい」と答える虹輝。この瞬間、父と息子の間に“大切な約束”が生まれた。

父は、3年間、毎日お弁当をつくる。そして息子は、3年間、休まず高校に行く。一樹は多忙な日々を送りながらも、慣れないお弁当づくりに奔走することとなるが……。

『461個のおべんとう』井ノ原快彦&道枝駿佑 初共演で親子役を熱演!

『461個のおべんとう』

主人公・鈴本一樹役には、俳優・MCなど豊かな才能を発揮する井ノ原快彦。一方、一樹の息子・鈴本虹輝役は、関西ジャニーズJr.の人気ユニット「なにわ男子」の道枝駿佑。

初共演ながらも、2人の演技は息ぴったり。ほっこりと心温まる父子の関係性を、見事に体現しています。

共演には森七菜、若林時英、工藤遥、阿部純子、KREVA、やついいちろう、野間口徹、映美くらら等、個性的なキャストが集結。また原作者の渡辺俊美が音楽を担当しているのも、見どころならぬ聴きどころ。

本作のために書き下ろした楽曲を劇中バンドメンバー(井ノ原快彦、KREVA、やついいちろう)が演奏するライブシーンや、井ノ原快彦&道枝駿佑による主題歌まで、音楽にも注目です。

初恋に友情、自分の進路について思い悩む思春期真っ盛りの息子。そして、自分の生き方はそのままに、お弁当を通じて息子ときちんと向き合おうとする父親。観る者の胃袋を刺激すると同時に、父と子の成長物語として楽しめる作品です。

あなたも本作を観て、“心の栄養補給”をしてみませんか?

『461個のおべんとう』井ノ原快彦&道枝駿佑 初共演で親子役を熱演!

『461個のおべんとう』

<作品情報>

『461個のおべんとう』

2020年11月6日(金)から全国ロードショー
監督:兼重淳
原作:渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET)「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」(マガジンハウス刊)
脚本:清水匡、兼重淳
音楽:渡辺俊美
主題歌:「Lookin’4」井ノ原快彦、道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)
出演:井ノ原快彦、道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)、森七菜、若林時英、工藤遥、阿部純子、野間口徹、映美くらら、KREVA、やついいちろう、坂井真紀、倍賞千恵子
企画協力:マガジンハウス
企画・製作プロダクション:ジョーカーフィルムズ
製作幹事:ハピネット
配給:東映
(C) 2020「461個のおべんとう」製作委員会
公式サイト https://461obento.jp/

連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/

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