【Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね 第936回】
シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。
今回は、11月18日からDisney+(ディズニープラス)にて独占配信がスタートする『ミッキーマウスのワンダフルワールド』をご紹介します。
2020年は、ミッキーマウスのスクリーンデビュー92周年!
大きくて丸い耳と口に、豊かな表情。そして、可愛らしいしぐさ。正義感が強くて、シャイでいたずらっコ。だけど、とっても礼儀正しくてジェントルマン。
世界中の人々から愛されているディズニー・キャラクター、ミッキーマウス。
ミッキーマウスはガールフレンドのミニーマウスとともに、1928年11月18日に、映像と音がシンクロした世界初の短編トーキーアニメーション『蒸気船ウィリー』でデビュー。その後、映画はシリーズ化され、ミッキーは一躍人気者となりました。
ちなみに初代ミッキーマウスの声をウォルト・ディズニーが担当していたことは、あまりにも有名な話ですね。
そんなミッキーマウスの誕生日であり、スクリーンデビューの日にあたる11月18日に、オリジナル短編アニメーション『ミッキーマウスのワンダフルワールド』が配信スタートとなります。
『ミッキーマウスのワンダフルワールド』は、ミッキーマウスと愉快な仲間たち、ミニーマウス、ドナルドダック、グーフィー、そしてプルートといった大スターが勢揃い。ハチャメチャでユーモアたっぷりに、かつてない大冒険を繰り広げます。
クラシックなアートスタイルがとてもキュートで、思わず大笑いしてしまうようなコミカルな動きが印象的。普遍的なストーリーに新しい音楽がふんだんに盛り込まれていて、見どころ満載の1作です。
“ディズニーの魔法”がギュッと凝縮されたような本作は、「ミッキーマウス!」でエミー賞を受賞したスタッフが再集結して制作されていることも話題のひとつ。
アメリカテレビ界で最高峰の栄誉とされるエミー賞の受賞アーティストで、監督のポール・ルーディッシュがエグゼクティブ・プロデューサーとスーパーバイジング・ディレクターを兼任。同じくエミー賞を受賞したクリストファー・ウィリスが、本シリーズにも音楽を提供。
いつもポジティブで明るいミッキーマウスと仲間たちの姿に、改めて魅了されてしまいますよ。
さらにディズニープラスでは、「ミッキーマウス バースデー映画祭2020」を開催中。
前述の『蒸気船ウィリー』「ミッキーマウス!」はもちろん、初めてのカラー作品となった『ミッキーの大演奏会』や、ウォルト・ディズニーが世に贈った長編アニメーション映画のなかでも、特に傑作とされている『ファンタジア』など、64作品を大特集。
この機会に、ミッキーマウスが放つ愛と魔法をじっくりと堪能してみてはいかが。
<作品情報>
『ミッキーマウスのワンダフルワールド』
2020年11月18日(水)よりディズニープラスで独占配信開始
エグゼクティブ・プロデューサー/スーパーバイジング・ディレクター:ポール・ルーディッシュ
音楽:クリストファー・ウィリス
<キャスト>
ミッキーマウス:星野貴紀
ミニーマウス:遠藤綾
ドナルドダック:山寺宏一
デイジーダック:土井美加
グーフィー:宮本崇弘
<スタッフ>
制作:ハーフHPスタジオ
演出:向山宏志
翻訳:末武明日香
音楽演出:市之瀬洋一
(C)2020 Disney
原題:The Wonderful World of Mickey Mouse
公式サイト https://disneyplus.jp/
連載情報
Tokyo cinema cloud X
シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。
著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/