ディズニー映画への愛を叫ぼう! ファンにもっとも愛されているディズニー作品を徹底分析!!

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【しゃベルシネマ by 八雲ふみね 第706回】

さぁ、開演のベルが鳴りました。支配人の八雲ふみねです。シネマアナリストの八雲ふみねが観ると誰かにしゃベりたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

 

今回は、先日発表された「Disney DELUXE 作品愛アワード2019 supported by JCB」の投票結果をもとに、ディズニー映画の魅力を掘り起こします。

ディズニー映画への愛を叫ぼう! ファンにもっとも愛されているディズニー作品を徹底分析!!

約1万個のドミノ倒しの実況を交えて発表されたTOP3は、誰もが納得のあの作品たち!

ディズニー公式エンターテインメントサービス「Disney DELUXE(ディズニーデラックス)」がお届けする、「Disney DELUXE 作品愛アワード2019 supported by JCB」の結果が発表されました。

「Disney DELUXE 作品愛アワード2019 supported by JCB」とは、Disney DELUXEで配信中のディズニー、ピクサー、スター・ウォーズ、マーベルの長編作品のなかから選りすぐりの190作品を対象に、興行成績や知名度に左右されず、ファンにいちばん愛されている作品を選ぶオンライン投票アワード。

投票時に【スカッとする】【グッとくる】【笑える】【ハラハラドキドキする】【ほっこりする】といった作品への“愛のカタチ”を選択することで、その作品がどのようにファンに受け入れられているかを知ることができるのが、本アワードの特徴です。

約9万票のなかから選ばれた結果発表イベントでは、ベスト10が発表されました。

ディズニー映画への愛を叫ぼう! ファンにもっとも愛されているディズニー作品を徹底分析!!

写真は、結果発表時の模様。ゲストで登場したのは、数々のディズニーキャラクターの声を演じ、ディズニー作品には欠かせない声優・山寺宏一さん。『アナと雪の女王』のアナ役でおなじみ、神田沙也加さん。そして大のマーベル・ファン、ダチョウ倶楽部のみなさん。

司会とドミノ実況を務めた私、八雲ふみねも加わって、ディズニー映画への愛を語り出すと、これがもう止まらない! そんなディズニー映画愛にあふれるゲストのみなさんも納得の投票結果は…。

ディズニー映画への愛を叫ぼう! ファンにもっとも愛されているディズニー作品を徹底分析!!

まず、第3位にランクインしたのは「リトル・マーメイド」。

本作を語るうえで外せないのが、主人公のアリエル。好奇心旺盛でピュアな心を持つ彼女は、ディズニープリンセスのなかでも抜群の人気を誇るヒロインです。明るく楽しいストーリーや世界観はもちろん、ほっこり可愛らしいアリエルの存在感が、上位ランクインに押し上げた原動力なのかもしれません。

原作となるアンデルセン童話では悲しい結末を迎えますが、本作ではハッピーエンド。これは、ディズニー映画が第1作目の『白雪姫』から“希望”をテーマに作品を作り続けていることに由来して生まれた結末なのだとか。不変的なディズニー精神が作品に盛り込まれていることも、多くの人から愛されている理由のひとつなのでしょう。

ディズニー映画への愛を叫ぼう! ファンにもっとも愛されているディズニー作品を徹底分析!!

第2位は「美女と野獣」(アニメーション映画)。魔女の呪いによって、野獣の姿に変えられてしまったわがままな王子。魔法のバラの最後の花びらが散るまでに、心から人を愛し愛されなければ、永遠に醜い姿のままになってしまう…。

1991年に制作された本作は、アニメーション映画で初めてアカデミー賞最優秀作品賞にノミネートされた、映画史に残る傑作。イエローのドレスを身にまとったヒロイン・ベルと野獣が、広いホールで2人きりで踊るシーンの美しさには、思わずうっとりと見とれてしまいます。

またアカデミー賞、ゴールデングローブ賞、グラミー賞を総なめにした主題歌の素晴らしさに、グッと来たという方も多いのではないでしょうか。

ちなみに、エマ・ワトソン主演の「美女と野獣」実写版も、9位にランクイン。ディズニーデラックスでアニメーション映画と実写版を見比べてみるのも、これまた一興です。

ディズニー映画への愛を叫ぼう! ファンにもっとも愛されているディズニー作品を徹底分析!!

そして、栄えある第1位に輝いたのは、「アラジン」(アニメーション映画)。2位の「美女と野獣」の約1.5倍という得票差をつけて、堂々の1位となりました。

特徴は、【スカッとする】【グッとくる】【笑える】【ハラハラドキドキする】【ほっこりする】といった作品への5つの愛のカタチもバランスがいいこと。

胸踊る冒険にハラハラドキドキしたり、真実の愛を描いたラブストーリーにほっこりしたり、そして主人公・アラジンや愉快で楽しげなランプの精霊ジーニーが発する名言の数々にグッと来たり。観る人によってさまざまな楽しみ方ができる作品だということが、改めて証明されました。

アニメーション映画が再び多くの人から注目されるきっかけとなった『アラジン』実写版は、Disney DELUXEにて10月9日~11月1日まで期間限定でレンタル配信中。何度も映画館に足を運んだ人も、劇場では見逃してしまったという人も、この機会に是非!

ディズニー映画への愛を叫ぼう! ファンにもっとも愛されているディズニー作品を徹底分析!!

さらに、続編の公開が間近に迫る「アナと雪の女王」や、マーベルの「アベンジャーズ」シリーズがランクインした4~10位も、興味深いラインナップとなりました。

そのなかで、特に私の印象に残ったのが、10位にランクインした「ディセンダント」。“ディズニー・ヴィランズ(悪役)に子供がいて、彼らがもし10代だったら…”という設定のもとにストーリーが展開するディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービー。

最新作「ディセンダント3」が、Disney DELUXEのサービス開始以来、最高の公開初日視聴者数を獲得した大人気シリーズです。劇場公開作品だけでなくオリジナル作品がランクインしていることからも、根強い人気を窺い知ることができますね。

ディズニー作品が大好きな人たちの投票によって選ばれた10作品。あなたのお気に入りのディズニー映画は、どれですか?

 

<作品情報>
■「アラジン」 アニメーション映画(1992年)
ディズニーデラックスにて配信中
(C)2019 Disney
アラジン(台詞):三木 眞一郎
アラジン(歌):石井 一孝
アブー:フランク ウェルカー
ジーニー:山寺 宏一
ジャスミン:麻生 かほ里
イアーゴ:神谷 明
ジャファー:宝田 明
サルタン:あずさ 欣平

■「美女と野獣」 アニメーション映画(1991年)
ディズニーデラックスにて配信中
(C)2019 Disney
ベル:伊藤 恵里
野獣:山寺 宏一
ガストン:松本 宰二
ル・フウ:中丸 新将
ダルク:渡部 猛
モーリス:あずさ 欣平
ナレーター:鈴木 瑞穂
コグスワース:熊倉 一雄
ポット夫人(台詞):福田 公子
チップ:山口 淳史
ルミエール(台詞):江原 正士
ルミエール(歌):若江 準威知
本屋:矢田 稔
洋服ダンス(台詞):近藤 高子
洋服ダンス(歌):白石 圭美
羽根ばたき:横尾 まり
コーラス:ミュージッククリエイション

■「リトル・マーメイド」(1989年)
ディズニーデラックスにて配信中
(C)2019 Disney
アリエル:すずき まゆみ
アースラ/バネッサ:森 公美子
エリック:井上 和彦
セバスチャン:上條 恒彦
トリトン:久米 明
フランダー:大友 大輔
シェフのルイ:安西 康高
フロットサム/ジェットサム:森山 周一郎

■実写版「アラジン」(2019年)
2019年10月9日~11月1日までディズニーデラックスにて期間限定レンタル配信
(C)2019 Disney
アラジン:中村 倫也
ジーニー:山寺 宏一
ジャスミン:木下 晴香
アンダース王子:平川 大輔
オマール:鈴木 柊真
ジャファー:北村 一輝
ジャマル:山本 兼平
ダリア:沢城 みゆき
ハキーム:宮内 敦士
リアン:稲葉 菜月
国王:菅生 隆之

ディズニー デラックス Disney DELUXE 公式サイト disneydeluxe.jp

連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/

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