政治ジャーナリストの田崎史郎氏は4月26日、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」(スペシャルパーソナリティ:立川志らく)に電話出演し、衆議院の解散・総選挙を、7月の東京都議会議員選挙にあわせて実施する「ダブル選挙」の可能性について分析した。
志らく)「ダブル選挙」というような話も出ていますが、どうなのでしょうか。
田崎)それは2つの理由で低くなっていますね。4月25日投開票の広島、長野の参議院選挙で、両方とも自民党が負けて体勢を立て直さなければいけないということと、より重要なのはワクチンです。
田崎)ワクチンの投与を5月の連休明けから本格化して、菅総理はそれを7月いっぱいに高齢者向けのものは終わらせるのだというふうに宣言しました。都議選の投票日というのは7月4日なのです。そこへ衆議院選挙までぶつけると、ワクチンの接種に影響を与える可能性があるのです。
森田耕次解説委員)集団接種などで体育館などが使われますし、自治体の職員もそちらにずいぶんと回されてしまいますよね?
田崎)そうです。なので、ワクチンの接種も選挙事務もこれは全て市区町村の仕事なのです。なので、これはちょっとどうなのか、ワクチンの接種が最優先なのではないか、というふうになってきているのです。
番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)