なぜ「毛ガニ」は毛が生えるようになったの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。11月12日放送分のテーマは「毛ガニ」です。
「毛ガニ」は名前の通り、体中に短い毛がギッシリと生えています。
なぜ毛が生えているかについては諸説あります。例えば、毛の動きによって水の流れを感じることで、周囲の気配を敏感に察知するためという説。あるいは、毛ガニの甲羅は柔らかいので防御するため、などの説です。
毛ガニの産地は、北海道のオホーツク海や太平洋沿岸、岩手県の三陸沖などです。毛ガニは、ズワイガニやタラバガニと比べれば小ぶりですが、甘くて繊細な身がたくさん詰まっています。また、毛ガニの特徴でもある「カニ味噌」は、他のカニと比べても濃厚でクリーミーです。
毛ガニに似ているカニとして、「クリガニ」がいます。パッと見るとよく似ていますが、甲羅の形が違うそうです。
毛ガニの甲羅が「少し縦長の四角形」なのに対して、クリガニの甲羅は「五角形で横長」です。毛ガニもクリガニも、同じ「クリガニ科」の仲間ということで、似ていてもおかしくはありません。ただ、毛ガニの方がやや大きいことから、毛ガニの別名は「オオクリガニ」なのだそうです。
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