『アルプス一万尺』の「小槍」ってどこ?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。10月21日放送分のテーマは「手遊びの種類」です。
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ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」
歌と手の動作が1つになった「手遊び」には、『てをたたきましょう』『むすんでひらいて』『いとまきのうた』など、乳児のお子さんでも楽しめる歌がたくさんあります。
少し成長すると、『グーチョキパーでなにつくろう(グーチョキパーのうた)』などで遊べるようになります。「右手はチョキで、左手もチョキで、カニさん」といったように、手の形を変えることでアレンジが無限にできます。
さらに成長すると、手の動きのバリエーションが増えて行きます。例としては『アルプス一万尺』などがあります。ちなみに、この歌で出て来る「アルプス」はヨーロッパのアルプスではなく、日本の北アルプスにある槍ヶ岳のことだそうです。
歌に出て来る「小槍」とは、槍ヶ岳の山頂よりも少し低いところ、標高3030mにある岩峰のことを指すのだとか。1尺は約30.3cm、1万尺は3030mですので、「小槍」の高さと同じになります。
また、「アルペン踊り」という踊りは存在しないそうです。『アルプス一万尺』の歌詞は29番まであり、実は非常に長い曲となっています。