本心ではない「それ、わかる!」は「共感」にならない?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。11月24日放送分のテーマは「共感」です。
心理学の世界では、一般的に「女性からの相談や愚痴に対して、男性は『解決』しようとするのではなく、『共感』すべきである」と伝えられているそうです。ただし、「本心ではない『それ、わかる!』は共感にならない」とも指摘されています。
女性からすれば共感して欲しいのはもちろんですが、話しているうちに「本当にわかってる? とりあえず『そうだね』と言っておけばいいと思ってない?」と感じてしまうこともあるようです。
例えば奥さんが真剣に不満や悩みを打ち明けているのに、旦那さんは「そうだね」と言うわりに、視線がテレビの方へ向いている。あるいは向き合っていても、話の途中で視線が自分ではなく、別の場所に泳いだりすることが多い場合。
その瞬間、カッと怒りのスイッチが入ってしまうことがあります。「奥さんの話をちゃんと聞いていたのに、機嫌が悪くなった」というときは、このような理由が考えられるそうです。
旦那さんに限らず男性の場合、奥さんや女性からの相談に対して、解決を最優先する傾向にあるため、夫婦のすれ違いが生じてしまうと言われています。ただし、もちろんすべての男性が解決を最優先にしているわけではありません。
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように・・・