河野太郎の幼少期、大騒ぎになった「行方不明事件」とは

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ニッポン放送「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」(1月2日放送)に、自由民主党・衆議院議員で前ワクチン担当大臣の河野太郎が出演。子どものころの話を語った。

河野太郎の幼少期、大騒ぎになった「行方不明事件」とは

ニッポン放送「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」

自見はなこ:この番組では、ゲストの方に子どものころの話をお伺いしています。河野さんは小学校1年生のときに、小田原のおばあちゃんの家に行かれた際、行方不明になってしまって大変だったそうですね。

河野:家族みんなでおばあちゃんの家に行ったのですが、僕が粗相をして、父親が怒ったのです。そして、おばあちゃんの家の前にある川でザリガニ取りをして遊んでいたら、父親の車が出て行ったのを見ました。実は、父親は箱根かどこかの会合に出かけて、他の家族はみんなおばあちゃんの家にいたそうなのですが、僕は自分1人だけ置いて行かれたと思って、「ヤバイ!」と必死に車を追いかけました。平塚の実家まで歩いて帰らなければいけないと思ったのです。

自見はなこ:なるほど。

河野:歩いているうちに外は真っ暗になり、星も出て来てしまいました。「平塚まで、どれぐらいかかりますか?」と通行人に事情を話したら、その方が驚かれて、バスで平塚の家まで送ってくれました。何も知らずに小田原のおばあちゃんの家にいた他の家族は、てっきり父親の車で「太郎も出かけた」と思っていたそうです。ところが、父親が帰って来て「あれ、太郎は?」となり、大騒ぎになってしまいました。警察を呼び、刺股(さすまた)のような道具を使って田んぼの水路などを捜索したようです。その光景を見て、母は気絶してしまったそうなのですが、私は平塚の家で夕飯を1人で食べていて……(笑)。

自見:実はこのお話を、私はお父様(河野洋平さん)からお伺いしたことがあります。「生きた心地がしなかった」とおっしゃっていました。また、この番組では子どものころに出会った1冊の本について伺っています。何か忘れられない本はありますか?

河野:小学校のときの課題図書だった『ツバメ号とアマゾン号 (著:アーサー・ランサム)』ですね。児童向けの小説で、「これは面白い」と思い、アーサー・ランサム全集も全部読みました。子どもたちが湖で船やヨットに乗る話でした。それで私は中学生のとき、江の島のヨットスクールに通いました。また、富士ゼロックスに入社したときも、ヨット部に入っていました。

番組情報

すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト

毎週日曜 6:04-6:13

番組HP

この番組は、子育てで日々奮闘しているママやパパ、そしておじいちゃん、おばあちゃん、ご近所さんなど、子育てに関わる皆様に、役立つ情報を提供してゆく子育て応援プログラムです。
ナビゲーター:尾木直樹 アシスタント:淵澤由樹(フリーアナウンサー)

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