“尾木ママ”こと尾木直樹が語る「菅前総理の素顔」

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ニッポン放送「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」(12月5日放送)に、教育評論家で法政大学名誉教授の尾木直樹が出演。「こども庁」について語った。

“尾木ママ”こと尾木直樹が語る「菅前総理の素顔」

ニッポン放送「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」

淵澤由樹(アシスタント):「尾木ママ」こと尾木直樹さんは、2020年10月にこの番組にご出演されました。その際、「ぜひ『こども庁』を創設した方がいい」と、自見さんの背中を押す場面もありました。そして2021年3月、参議院議員の山田太郎さんとともに、自見さんは「Children First の子ども行政のあり方勉強会」の共同事務局を立ち上げています。2021年4月15日に開催された第10回勉強会では、「こども庁創設への期待~子どもにとって安心・安全な学校とは~」というテーマで、尾木さんが講演されました。尾木さんは「こども庁」創設の話を聞いたとき、ドキドキされたそうですね。

尾木:いままで何回も(計画が)立ち消えていたけれど、菅前総理が創設するとおっしゃったでしょう。だから「本気なのだ、すごいな」と思いました。

自見はなこ:菅前総理は法政大学のご出身ですよね。

尾木:私は法政大学で教授をやっていました。(菅さんは)同窓会などに必ず駆けつけていらっしゃいましたね。挨拶をされるのですが、顔をくちゃくちゃにして話すような、ものすごく柔和な方です。記者に囲まれているときとはまるで別人です。

自見:お優しいですよね。

尾木:カメラはそういうところを抜かないとダメですね。

淵澤:自見さんから改めて、「こども庁」についてご説明をお願いいたします。

自見:ポイントは3つです。1つ目は、大臣を専任で置くということ。2つ目は子ども関連の予算を倍増させたい。対GDP比で日本が子どもや家族に使っているお金は、1.5~1.7%程度しかありません。北欧では3%半ばほど使われています。国際水準にしたいと思っているので、倍増を目指したいです。3つ目は、強い権限を持たせること。これが大きな3つの柱です。

尾木:子ども基本法など、理念をきちんと持った「こども庁」になればいいなと思います。

自見:1人1人の子どもが健やかに育つという観点をフォーカスして行かないと、省庁の椅子の奪い合いになってしまうので、子どもに着眼することが大切です。

尾木:早くそこに目を向けて欲しいですね。

番組情報

すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト

毎週日曜 6:04-6:13

番組HP

この番組は、子育てで日々奮闘しているママやパパ、そしておじいちゃん、おばあちゃん、ご近所さんなど、子育てに関わる皆様に、役立つ情報を提供してゆく子育て応援プログラムです。
ナビゲーター:尾木直樹 アシスタント:淵澤由樹(フリーアナウンサー)

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