「七転び八起き」……7回転んだら、起きるのも「7回」じゃないの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。1月27日放送分のテーマは「七転び八起き/七転八倒」です。
「七転び八起き」とは、7回転んで8回起き上がるという意味で、「何度失敗しても諦めずに立ち上がること」のたとえです。
「7回転んだのなら、7回起きるから……“七転び七起き”が正しいのでは?」と思いがちですが、語源には諸説あります。例えば、最初に立たないと転べないため、「立つ→転ぶ→立つ」の繰り返しになり、最終的に「七転び八起き」になるという説です。
また、人は生まれて来たときは寝ているので何もできませんが、周囲の方々に支えてもらうことで、初めて起き上がることができます。この「1回目の起き上がり」を加えて「七転び八起き」になったという説です。
「七転び八起き」と数字がよく似た言葉に、「七転八倒」があります。数字は似ているものの、「七転八倒」の方は何度も転げまわり、のたうち回るようにもがき苦しむという、「耐えられない苦しみや悲しみ」を表しています。
どちらも数字の「7」と「8」が使われていますが、これは「数が多い」という意味を表しているそうです。
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように・・・