「ご焼香」の作法 ~咄嗟の状況で焦らないために
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。2月16日放送分のテーマは「ご焼香の作法」です。
ご焼香は「お焼香」とも呼ばれていますが、正しくは「ご焼香」なのだそうです。ご焼香の作法は宗派によって違うため、今回は「抹香(お香を粉末状にしたもの)を炊くタイプのご焼香」の作法について、ご紹介いたします。
まず自分の番が回って来たら、立ち上がって焼香台の少し手前に立ち、お坊様に一礼。そしてご遺族の方々の席に一礼します。続いて焼香台の前に進み、亡くなった方の写真・遺影に一礼します。
続いてご焼香ですが、これは利き手に関わらず右手で行い、左手には数珠をかけます。右手の親指、人差し指、中指の3本で抹香をつまみ、隣の香炉に落として行きます。
このときの回数は3回の場合が多いですが、宗派によって異なります。また参列者の多い葬儀などでは、葬儀の担当者から「1回のご焼香でお願いします」と案内が入る場合もあるそうです。
ご焼香に続いて、胸の前に手を合わせ、目を閉じて合掌します。そのあと遺影に一礼、ご遺族の方々の席に一礼して席へ戻ります。
前述の通り、ご焼香の作法は宗派によって異なりますので、事前に確認されるのがいいそうです。
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