『KAPPEI カッペイ』伊藤英明、5年ぶりの映画主演作はクセ強すぎ?

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【Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね 第1046回】

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画・ドラマを発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。

今回は、3月18日公開の『KAPPEI カッペイ』をご紹介します。

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映画館で観たい!『KAPPEI カッペイ』 ~若杉公徳のギャグ漫画を実写映画化!

「デトロイト・メタル・シティ」などで知られる漫画家・若杉公徳による同名人気コミックを完全実写化した『KAPPEI カッペイ』。

人類の救世主になるべく幼いころから厳しい修行に人生を捧げて来た“終末の戦士”を主人公に、“遅すぎる青春ストーリー”がド派手に繰り広げられます。

『KAPPEI カッペイ』

『KAPPEI カッペイ』のあらすじ

1999年7月に世界が滅亡するという「ノストラダムスの大予言」を信じ、人里離れた地で修行に明け暮れていた男、勝平。しかし世界が滅亡する気配は一向になく、あるとき、勝平をはじめとした“終末の戦士”たちは、師範から解散を命じられてしまう。

活躍の場を与えられなかった彼らがたどり着いたのは、その能力をまったく必要としない現代の東京。そこで偶然出会った気弱な大学生・啓太を助けた勝平は、そのまま彼の家に居候することに。

平和すぎる大都会で戦士・勝平が初めて知る友情、花見、合コン。そして、女子大生・山瀬ハルへの恋。やがて、勝平がかつてともに修行に明け暮れた仲間である守、正義、英雄たちも現れて……。

『KAPPEI カッペイ』

『KAPPEI カッペイ』のみどころ

登場するキャラクターたちが、“個性的”という言葉では片付けられないほど強烈すぎる本作。

主人公・勝平を演じたのは、『海猿』シリーズを大ヒットへと導き、『燃えよ剣』でもその存在感を遺憾なく発揮した伊藤英明。『22年目の告白-私が殺人犯です-』以来、実に5年ぶりとなる映画主演作に選んだのが、何とこの『KAPPEI カッペイ』。

鍛え抜かれた肉体美を惜しげもなく披露し、風変わりな衣装とヘアスタイルで元来のイケメンを封印。最強なのに需要はない。社会常識さえも持ち合わせていない男・勝平が、恋心や嫉妬心など、これまで経験したことがない感情に翻弄される様子をダイナミックに演じています。

そして終末の戦士・守、正義、英雄を大貫勇輔、山本耕史、小澤征悦といった実力派俳優たちが演じていることも大きな見どころ。これまでの出演作では大人の色気で観客を魅了して来た彼らがつくり上げる、限界ギリギリのシュールな世界観は必見です。

そんななか、一服の清涼剤のような役割を果たすのが、上白石萌歌、西畑大吾をはじめとする若手俳優たち。彼らの好演にも注目ですよ。

『KAPPEI カッペイ』

笑いあり、アクションあり、ラブあり、バトルあり。見た目は立派な大人なのに、心は少年のような戦士たち。クセが強すぎる彼らの姿に最初は違和感を覚えながらも、いつしか不思議な癒しパワーを感じる人も多いはず。

観れば観るほどカオスなのに、その世界観にどっぷりと浸ることができるのは、俳優たちが奇想天外な“KAPPEIワールド”を大真面目に体現しているからこそ。

コロナ禍の鬱屈した日常が続くいまこそ、現実を少し忘れて、前代未聞のニューヒーローに会いに出かけてみてはいかが。

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『KAPPEI カッペイ』

2022年3月18日(金)から全国東宝系にて公開
出演:伊藤英明、上白石萌歌、西畑大吾(なにわ男子)、大貫勇輔、古田新太、森永悠希、浅川梨奈、倉悠貴、橋本じゅん、関口メンディー(EXILE/GENERATIONS)、鈴木福、かなで(3時のヒロイン)、岡崎体育、山本耕史、小澤征悦
主題歌:西川貴教 featuring ももいろクローバーZ「鉄血†Gravity」(EPICレコードジャパン)
原作:若杉公徳(「KAPPEI」白泉社・ヤングアニマルコミックス)
監督:平野隆
脚本: 徳永友一
音楽:遠藤浩二
配給:東宝
(C)2022 映画『KAPPEI』製作委員会
(C)若杉公徳/白泉社(ヤングアニマルコミックス)
公式サイト https://kappei-movie.jp/

連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/

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