織姫と彦星でも「七夕に会えないパターン」があるって本当?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。6月29日放送分のテーマは「七夕伝説」です。
日本の七夕の始まりの1つ、織姫と彦星の「七夕伝説」ですが、2人は年に一度……7月7日の夜にだけ会うことを許されています。
ところが、彼らが会うためには、2人の間を流れる天の川を渡らなければなりません。それを知ったカササギがたくさん飛んできて羽を広げ、橋を架けてくれました。それを渡って、2人は会うことができたそうです。
ただし、七夕に雨が降ると天の川の水かさが増し、カササギが羽を広げられません。そのため橋を架けてもらえず、渡ることができないのだとか。
そんな会えない悲しさから、七夕に降る雨は「催涙雨(さいるいう)」と呼ばれています。その一方で、七夕に降る雨は織姫と彦星が流す「嬉し涙」という説もあるそうです。
七夕の日は梅雨時の地域が多いですが、例えば東京の過去10年の天気では「晴れ」が3回で、2018年以降は「曇り」または「雨」の日が続いているそうです。
織姫と彦星は、天の川をはさんで輝いている星に例えられており、織姫はこと座の「ベガ」、彦星はわし座の「アルタイル」です。2つの星はとても離れているので、残念ながら七夕の夜に出会うことはないそうです。
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