10月6日（木）、Core-Business株式会社から、中小企業が少額からプロスポーツチームのスポンサーになれる、中小企業とプロスポーツチームのマッチングサービス「Sponsors」(スポンサーズ)が立ち上げられた。

同日行われた記者会見には、Core-Business株式会社 代表取締役 加藤正樹氏・同社 運営事務局長 小島篤史氏が登壇。大企業でなければプロスポーツチームのスポンサーになりにくいという現状に対し、少額からスポンサーになれるのであればスポンサードを希望する企業も多いなど、「Sponsors」立ち上げの理由が語られた。

スポーツをめぐる問題点として、華々しく報じられるスポーツ・選手は限られており、人気のスポーツやカテゴリーだけにサポートが集中しやすい現状がある。マイナースポーツは4つの大きな収入の柱である放映収入・興行収入・マーチャンダイジング収入・協賛収入が手に入りにくいため、「Sponsors」はまず協賛収入を増やし、そのスポーツの応援・盛り上げを図っていく。

ほかに登壇したエムグループホールディングアンドキャピタル株式会社 会長 立川光昭氏・パラ神奈川SC 代表理事 西村元樹氏・ 丸山弘毅選手 (車いすバスケットボール)・湘南ベルマーレフットサルクラブ 代表取締役社長 佐藤 伸也氏・佐藤 玲惟 (フットサル)選手・横浜ビー・コルセアーズ 代表取締役 白井英介氏・ GM 竹田謙氏 (バスケットボール)に加え、特別ゲストとして登壇し会見を盛り上げた、サッカー元日本代表の中澤佑二氏も「Sponsors」への期待を一様に口にし、その期待の大きさが窺い知れる。

特に中小企業は地元や地域に密着している企業も多い。記者会見で加藤氏も言っていたが、スポーツを盛り上げることは、ファンを増やし、観客の増加など地域の盛り上げにもつながる。スポーツを応援したい気持ちだけでなく、地元を応援したいから、というのもいいだろう。

そして少額からスポンサードでき、スポンサードしていることをアピールもできるという中小企業へのメリットに加え、もちろんスポンサードを募るチームへのメリットもある。

一番わかりやすく、そして大きなものは資金面だ。

資金を得ることで集客につながるイベントも開催しやすくなり、人気向上も図れるだろうし、もちろん選手への強化・そして今の時代特に大切なスタッフなどへの還元も増えるだろう。また、実際に応援されていることを選手たちも実感でき、より一層の士気の向上にもつながる。

win-winの関係を築けるのだ。

本日時点では5万円からスポンサードできるプランもあり、掲載されるスポーツチームは順次追加されるので、スポーツを応援したい・地元チームを応援したいという企業はぜひ新しいマッチングサービス「Sponsors」をチェックしてみてはいかがだろうか。