「妻・嫁・女房・家内」 それぞれの「対義語」正確に言える?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。11月25日放送分のテーマは「配偶者・パートナーの呼び方」です。
「妻」とは男性からパートナーに向けた呼び方で、歴史的に最も古く、日本最古の歴史書「古事記」(奈良時代)にも「妻」という言葉が登場しているそうです。「妻」と対になる言葉は「夫」です。
「嫁」は、この字が「嫁ぐ」とも読めることから、本来は「息子のところに嫁いできた女性」を指す言葉だそうです。やがて、男性が自分のパートナーを指す言葉として使われるようになりました。「嫁」の対義語は「婿」となります。
「女房」は本来、朝廷に仕える女性を指した言葉でしたが、江戸時代に「妻」という意味で「女房」が使われるようになったそうです。
「女房」の対義語は「亭主」であり、「亭」とは高くそびえ立つ建物のこと。その建物に住む主人のことを指して「亭主」と呼んでいました。また仏教に出てくる言葉だと、「亭主」とは「お客さんをもてなす一家の主人」という意味があるそうです。
「家内」については、「家内安全」の言葉があるように、本来は「家のなか」という意味でした。いつしか「家のなかの人」という意味で、妻を「家内」と呼ぶようになります。対義語は「主人」です。
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