キャスターの辛坊治郎が12月7日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。札幌市が招致を目指す2030年冬季五輪・パラリンピックの開催地決定の時期が当初予定されていた23年秋から先送りされたことについて、「札幌市は大本命。国際オリンピック委員会(IOC)は、東京五輪・パラリンピックをめぐる汚職・談合事件のほとぼりが冷めるのを待っている」と持論を展開した。
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【北京五輪2022】記者会見に臨むトーマス・バッハ IOC会長=2022年2月18日、中国・北京 写真提供:産経新聞社
国際オリンピック委員会(IOC)は「東京五輪・パラリンピックをめぐる汚職事件や談合事件について疑惑を注視しており、全容解明にあらゆる関心を持っている」との見解を示した。また、IOCはスイスのローザンヌで理事会を開き、札幌市が招致を目指す2030年冬季五輪・パラリンピックの開催地決定を当初予定していた23年秋の総会から先送りすることを決めた。
辛坊)開催地として札幌市は大本命です。では、なぜ先送りしたかというと、ほとぼりが冷めるのを待つためです。23年に決定しようとすると、東京五輪・パラリンピックをめぐる汚職・談合事件の刑事裁判が行われている真っただ中になる可能性もあります。そうすると、国民の五輪に対する負の意識が再燃している恐れもありますから、タイミングを見計らうことが狙いです。温暖化対策を理由に挙げるメディアもありますが、嘘です。ほとぼりを冷ましたうえで、24年には札幌市に決まると思いますよ。予言しておきます。