梅の種類「緋梅系」「豊後系」ってどんなもの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。2月7日放送分のテーマは「梅」です。
梅はバラ科の植物で、桜や桃、杏などと同じ仲間です。いずれも季節を表す花として知られていますが、なかでも梅はもっとも早く、種類によっては1月下旬から花が咲き始めます。
梅は大きく分けて、観賞用である「花梅」と、実を食用とする「実梅」の2種類があります。
梅は品種がとても多く、原産地・中国から伝わったものの他に、日本でも江戸時代にたくさんの品種の育成や改良が行われています。そのため、現在では観賞用の花梅だけでも、少なくとも300種類以上あると言われています。
「花梅」は花や枝の特徴から、一般的に3系統に分けられています。1つ目の「野梅系」は、山などに自生する梅であり、梅の原種に近いそうです。
2つ目は「緋梅系」です。「緋」という字には、あざやかな赤色という意味があります。枝の部分が赤くなる品種で、花の色も赤いものが多い傾向です。「紅梅」もこの仲間になります。
3つ目は「豊後系」です。梅と杏を掛け合わせた種類で、花の色は桃色が多いのが特徴です。
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