ホームステイ先の「おやつ」がきっかけに 「川越いも」の保存運動
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。2月22日放送分のテーマは「川越いも」です。
古くからサツマイモの産地として知られる地域に、埼玉県川越市があります。川越のサツマイモは「川越いも」と呼ばれ、江戸時代から品質のよさが人気です。
「川越いも」の保存運動に取り組む「川越いも友の会」は、アメリカ人のベーリ・ドゥエル氏が会長を務めています。ドゥエル氏は1973年(昭和48年)、23歳のときに、姉妹校で川越にキャンパスがある現・東京国際大学に短期留学しました。
その際、ホームステイ先でおやつに出されたサツマイモがとてもおいしく、好きになりますが、それ以上に好きになったのがホームステイ先の娘さんでした。その後、ドゥエル氏は彼女と結婚します。
川越に住むことになったドゥエル氏ですが、当時はあまりよくない意味で「川越ってイモの街ですよね」と言われたそうです。「こんなにおいしいのに……」と思ったドゥエル氏は、サツマイモの研究を始めます。
同時にサツマイモを使った町おこしを始め、1984年に発起人として「川越いも友の会」を発足します。さまざまな活動を通じ、「川越いも」のイメージアップとPRに取り組んでいらっしゃいます。
番組情報
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように・・・