「ネギの茎」って、どこからどこまでを指すの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。4月3日放送分のテーマは「ネギ」です。
ネギの原産地は、中国西部や中央アジア北部などと言われています。中国では2000年以上前、紀元前の時代から食べられており、日本には朝鮮半島を経由して伝わってきました。
8世紀の奈良時代に書かれたとされる歴史書『日本書紀』に、「ねぎ」という言葉が登場していることから、既にこの時代には栽培されていたと考えられます。
ネギは大きく2種類に分けられます。1つは「根深ねぎ」で、「白ねぎ」「長ねぎ」とも言います。上が緑色、下が白色のネギが「根深ねぎ」にあたります。
「根深ねぎ」の緑色の部分が「葉」、白い部分が「茎」だと思われがちですが、どちらも「葉」となります。ネギの茎があるのは、根っこの方のごく短い部分だけです。
もう1つの種類は「葉ねぎ(青ねぎ)」です。「根深ねぎ」が太いのに対し、「葉ねぎ」は細いのが特徴です。一般的に東日本で「ネギ」と言えば「根深ねぎ」を、西日本では「葉ねぎ」を指すそうです。
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