キャスターの辛坊治郎が4月12日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。空間中のウイルスや菌を除去できるなどとした「クレベリン」の表示には根拠がなく景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、消費者庁が11日、大幸薬品(大阪府吹田市)に対し、課徴金6億744万円の納付を命じたことを巡り、「コロナビジネスの一端にメスが入った」と指摘した。
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課徴金納付命令の対象となった、大幸薬品の「クレベリン」シリーズの商品 写真提供:共同通信社
「空間のウイルスを除去」などと根拠のない表示で除菌剤を販売したとして、消費者庁は製造販売元の大幸薬品に対し、景品表示法違反で課徴金6億744万円を納付するように命じた。
辛坊)問題になった商品は「クレベリン」です。このクレベリンに限らず、新型コロナウイルス禍で、空気中のウイルスや細菌を除去すると宣伝してはいるのだけれども、効果が疑わしいという商品がかなりありました。そうしたいわゆるコロナビジネスの一端にメスが入ったというニュースです。