「肋骨」が折れやすいのは「内臓を守る」ことにも関係している?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。5月19日放送分のテーマは「肋骨」です。
あばら骨とも呼ばれる「肋骨」は、心臓や肺などを守る働きをしています。
肋骨は他の骨と比べて、厚みが薄くなっています。厚みが薄いということは、そのぶん折れやすいということです。咳やクシャミで折れてしまうことも珍しくありません。
咳やクシャミは、自分で思う以上に力がかかり、肋骨に負担をかけています。若い人でも繰り返し咳をしていると、骨折してしまう場合があるそうです。また、年齢とともに「骨粗鬆症」で骨が弱くなっていると、軽い咳でも骨折する場合があります。
肋骨が折れやすいのは、「内臓に衝撃が直接加わるのを防ぐため」とも言われています。特に心臓は、衝撃が直接届くと命に関わるので、肋骨が折れることによって衝撃を逃がしているそうです。
いずれにしても、胸の痛みが長く続く際は、早めに医師に診てもらうことが大切です。
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