音大ってどんなところ? 埼玉県・川越市の東邦音楽大学にてランパンプスが潜入取材!

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受験生を“みんな“で応援!『おうえんしナイト』

全国の受験生を応援するために、受験や教育と縁が深い、お笑い芸人・ランパンプスと一緒に様々な情報をWebコンテンツとして発信していく企画です。

音大ってどんなところ? 埼玉県・川越市の東邦音楽大学にてランパンプスが潜入取材!

受験生を応援するため全国各地を飛び回る『おうえんしナイト』。

埼玉県にやってきた今回、お伺いする大学は埼玉県川越市にある音大「東邦音楽大学」です。一般の大学と音楽大学の違いや、気になるその進路などランパンプスがインタビュー! コスパ抜群の学食もレポートしていきます。

音大ってどんなところ? 埼玉県・川越市の東邦音楽大学にてランパンプスが潜入取材!

――それでは早速ですが、校内に入って事務本部長補佐の山岡香苗(やまおかかなえ)さんにお話しを聞きに行きましょう。

小林:吉本興業のランパンプスと申します。お願いいたします。

山岡:山岡です。よろしくお願いいたします。

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小林:まずは東邦音楽大学の設立の歴史などをお伺いさせていただけますか?

山岡:東邦音楽大学は「三室戸学園」の中の一つの学校で、学園が創立したのは1938年なので今年で85周年ですね。学園の中には6つ学校があります。東邦音楽学校、中学校、高等学校、第二高等学校、短期大学、大学、大学には大学院もあります。全てが音楽に特化した学校になっていて、キャンパスは文京区の文京キャンパスと、こちらの川越キャンパス、もう一つ、オーストリアにウィーンキャンパスがあります。川越キャンパスには大学と第二高等学校があって、大学は8専攻あります。川越キャンパスにはピアノ、声楽、管弦打楽器、音楽創造、音楽療法……ミュージックセラピーのことですね。それと教職を目指す教職実践専攻、演奏家を目指すKonzertfach(演奏専攻)がございます。

寺内:コンチェルトファッハ? それはどういう意味ですか?

山岡:「コンサートをする人」のことですね。それと文京キャンパスにあるのが、パフォーマンス総合芸術文化専攻、これはアカデミックな分野だけじゃなくて、エンタメ全般について「舞台に立つ人」「プロデュースする人」双方の学びがある専攻になります。

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寺内:あ、パンフレットにすごく良い言葉が書いてある!

小林:なんて?

寺内:「きっかけは音楽をただ好きなだけでいい」ですって!

小林:講師にエンタメ関係のいろんな方々が来られてるんですね。

山岡:プロの方々に来ていただいてます。そのおかげもあって、業界への就職にも繋がっています。

小林:どういった所に就職されるんですか?

山岡:音楽関係のエンタメ系の会社ですね。番組制作会社や、音楽関連企業のレコード店、舞台制作会社などです。また、作編曲家や女優として活躍する卒業生もおります。大学は、全専攻あわせて1学年の定員が100名ですけど、そのうち1/3が就職希望、1/3が進学希望、1/3がクリエーターやアーティスト、パフォーマンスなどを希望してます。就職希望のうち1/3くらいが音楽系の企業に就職します。教職実践専攻の学生は多くが教員になってます。音楽療法を専攻する学生は病院や介護施設等に就職しますね。

小林:音楽療法っていうものの知識がなくてイメージが湧かないんですが、どういったものなんですか?

山岡:音楽療法は「音楽を医療や福祉の分野にも役立てよう」ということですね。作業療法だとか、理学療法だとか言うじゃないですか。それと、同じように音楽療法があるんです。

小林:今では、結構広まってるんですか?

山岡:一般的になってきました。例えば介護の現場では、高齢者の方々が皆さんで懐メロや童謡唱歌を歌うのが一般的です。皆さん懐かしい気持ちになったり、日常生活が豊かになったりします。

寺内:笑点のオープニングとか(笑)?

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小林:そしたらみんなもパフしちゃうね(笑)。

山岡:懐かしい音楽を聴いて「そういうのあったんだよ」っていうのを語り始めて、そして「お食事の時間だよ」って「ああもうしょうがない、食べに行こうかな」となったり、これも音楽療法ですね。

寺内:心理学とかが関係してそう。

山岡:音楽療法の科目は、お医者さんや、現役の音楽療法士の方に来ていただいていて、日本音楽療法学会認定の音楽療法士の資格取得が目指せる科目群になってます。学会の先生方ともコラボしてますね。

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小林:その他に東邦音楽大学で「こういう所に力を入れてるよ」っていうところがあれば教えてください。

山岡:東邦音楽大学でこだわりを持ってるのは、少人数制による「One to One教育」ですね。週に1回、1対1のレッスンがあるのはもちろん、その実技レッスンの先生以外の先生からもアドバイスをもらえる機会が当たり前のようにあります。さまざまな場面で先生方同士もコミュニケーションをとり、学生一人ひとりの成長を多くの先生が見守っています。その他の東邦音楽大学の特色としては、先ほど申し上げたウィーンキャンパスでの研修が全員必修になってることですね。

寺岡:え? 全員行くんですか?!

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山岡:授業料の中にその費用が入ってます。

寺内:なら、修学旅行積み立てみたいなしなくていいですね(笑)。

小林:高校生じゃないんだから!

山岡:それと「東邦スタンダード」という科目があるんですけど、音楽の学びだけではなく、社会に出たときに社会貢献を意欲的に行う人材を育てたいので、そのための様々な能力をつけるカリキュラムになっています。音楽・芸術の教育を通じて、情操豊かな人格形成を目標としていますので、演奏だけできればいいわけではないんです。人格形成を目指しているので、最終的には音楽をする意欲と、社会貢献するという意欲を育むために、広い国際的な視野に立つ必要があるということで、全員必修でウィーンに行き、振り返って日本を見てもらうのです。

寺内:確かに1回、日本を出ると客観的に日本が見れますよね!

山岡:ウィーンに行って本場の西洋音楽を勉強することも大切なんですけれども、その時に「日本の音楽」ということに気がつくんです。

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小林:「日本の音楽も素晴らしいぞ」と!

寺内:僕、音大について、全く知識が無いんですけど、楽器ができないと入れないってことなんですか?

山岡:そんなことないんですよ。パフォーマンス総合芸術文化専攻のパンフレットに書いてある通り「音楽が好き」ってことが大切なんです。

小林:僕、結構音楽好きですよ(笑)。

山岡:それならこの専攻をおすすめしますよ(笑)。

寺内:専攻によって入試のやり方とか違うんですか?

山岡:違いますね。音楽大学はどこでも入試があると思うんですが、東邦音楽大学でも、専攻別の知識と技能は見させていただきます。どの専攻にもアドミッションポリシーというものがあってパフォーマンス総合芸術文化専攻は「音楽が好き」ということがきっかけでいいんですけども、その「好き」を見せてもらわなくちゃいけないんです。パフォーマンスをしていただいたりとか、作曲した曲を披露していただいたりとかするわけです。ピアノ専攻や声楽専攻、楽器の人だったらそれを披露してもらいます。

寺内:まあ一口に「好き」と言っても、ってことですね。

山岡:ですので、音楽をする意欲、どのくらい好きか意欲を見ます。一人ひとり、面接をして、人間性や社会貢献していこうという気持ちを確かめたり、小論文も書いてもらいます。入学後の4年間の学修計画書を出してもらうこともあります。

寺内:すごい! 入試の時に出してもらうんだ! 面接の時に「東邦音楽大学に入りたいので髪長かったんですけど坊主してきました」っていっても中身がスカスカだったら意味ないですもんね(笑)。

山岡:でも、ちょっと勇気がいることだから、意欲を感じるかもしれない(笑)。そういうプレゼンテーション能力も将来必要かもしれないですし。

小林:業界の方とかはアピール力が大切ですもんね。どんな学生さんに来てほしいとかありますか?

山岡:もちろん音楽が好きな方にきていただきたいですが、国際貢献や、地域社会への貢献にも本当に力を入れているので、情操豊かな人に来ていただきたい。「情操豊か」っていうのはどういうことかというと「自分の音楽を聞いてくれ」だけじゃダメなんです。東邦音楽大学では心ある文化人を育てたい。なので、思いやりだとか、誠実さだとか、他者との共感だとか、尊敬する心だとか、そういうものを育みたいと思ってます。One to One教育をとても大切にしていますと言ったけれど、集団での教育も大切にしています。入ってきた学生さんも皆個性的なんですよ。

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寺内:やっぱアーティスト気質なわけですもんね。

山岡:その全然個性が違う人たちと一緒にオーケストラをやることに意味があるんです。なので、楽器の人たちは全員、オーケストラと合唱は必修です。そもそも音楽大学で何をやるかっていうと、具体的には歴史のこと、楽曲の分析のこと。それと時代背景など、音楽の学問的なことについて学びます。あとは、曲を演奏するための基礎的な練習ってありますよね。例えばリズムだとか音程だとか。スタッカートだとか、スラーだとか、フレージングだとか、そういうものを学ぶ科目があるんです。それを「ソルフェージュ」と言います。

寺内:聞いたことあります!

山岡:このソルフェージュという科目も全員必修です。あとは作曲法とか編曲法だとか、こういうのもちゃんと知識とか技術を身に付けて、個人レッスン、アンサンブル合奏の授業もしています。

小林:めちゃくちゃ忙しそう!

山岡:これから学生さんたちへのインタビューがありますが、学生さんたちは毎日、孤独に何時間も練習してるんです。でも、たぶん、そういうのって言わないと思うんですよ。

小林:周りもそうだから、当たり前になってるんですね。僕らなら言っちゃいますね「今日、寝てねー」って(笑)。

寺内:確かに、ただ集まっただけなのに「昨日、4時間もネタ合わせしたんだ」って言っちゃいますね(笑)。

山岡:芸人さんの世界も色々おありなんですね。私は50年この塀の中にいるので知らなかった(笑)。

寺内:塀って言わないで(笑)。

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小林:建物が「コンクリートの要塞」みたいなのから、逃げられないためにだったんだ!

山岡:いえいえ(笑)。この建物もそうなんですけれども、壁の厚さが他とは違って、音が外部へ漏れないように、遮蔽をしているんです。

寺内:やっぱり防音は必要なんですね!

小林:違うよ! 逃げないようにだよ(笑)。

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山岡:この建物は建築学部の学生さんたちが見学に来るんですよ。パンフレットにある大ホールも建築の賞を取ってるんです。音響を設計したのは永田音響設計というサントリーホールの音響設計とかをした事務所さんにやってもらいました。ただ、つい最近までコロナの関係で、ホール内でも「ブラボー」も言っちゃダメだったんです。

小林:え? 長友が来てたってことですか?

寺内:ブラボーは長友が最初じゃないからね(笑)。クラシックの「ブラボー!」と長友の「ブラボッ!」では言い方が全然違うから!

山岡:さすが芸人さん、上手ですね(笑)。

音大ってどんなところ? 埼玉県・川越市の東邦音楽大学にてランパンプスが潜入取材!

小林:寺内さんは「元長友」なんで。

寺内:そんな人いないよ(笑)。長友はずっと長友なんだよ!

小林:最後に、頑張っている受験生に何か一言頂ければ!

山岡:音楽大学ってちょっと敷居が高いと思いませんか?

小林:すごく思います。

山岡:中学時代から部活で音楽をやってきたけれども「音楽大学は行けないな」なんて人たちが結構いると思うんです。ですが「好き」っていうのを大切にしてほしいっていうのは受験生の皆さんにはお話したいですね。例えば、中学生の時からからずっとオーボエをずっとやっていた人は、相当上手いんですよ。そういう人のために特定楽器推薦入試制度っていう入試方法があります。

小林:そこから、いろんなことを勉強していきましょうよ、ってことですか?

山岡:そうです。入学前教育制度というのがあるんです。ですからオーボエしかやってきてない方も、鍵盤というのはこういうものですよ、音楽の楽理はこうですよ、って学べる制度があるんです。

寺内:なるほど! 合格決まってから学ぶんですね!

山岡:ですからまずは「好き」を大切にしていただきたいです。

寺内:本当に色々聞かせていただいてありがとうございました。

山岡:こちらこそありがとうございました。それでは学食を楽しんでください。

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――さて、それでは学食をいただきましょう。実は、『おうえんしナイト』第1回でじゃんけんに負けて以来、学食でカレーしか食べていけない小林さんのために特別に本日のメニューになかったカレーを用意していただいてます。

小林:本当ですか! ありがとうござます! さて、それではいつも通りカレーをいただきたいなと思います。うわ! 見たことある! カレーだ! いただきます!

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寺内:特別に仕込んでもらったカレーだからね(笑)。

小林:もう、そういうのやめようよ! それにしてもさ、じゃんけん負けただけで、なんで、ずっとカレーしか食えなくなっちゃうんだよ(泣)。

寺内:こら! ちゃんと食レポしなきゃだよ!

小林:そうだね(笑)。辛さ控えめで、奥行きとチキンの旨みとを感じます。万人が好きなカレーです。

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寺内:さっき、値段見たんだけどカレーは350円だって!

小林:嘘? 安すぎる! あ、でも僕もさっき見たのよ。そしたら「チキンカツカレー」があった。なんで「チキンカツカレー」にしないの?

寺内:いや、それはこっちが止めてるから。「ごめんなさいカツとか余計なことしないでくれ」って。ランパンプスの小林は素カレーしか食べないんだって(笑)。

小林:チキンカツカレーだったら「カツが揚げたてですね」とか言えんじゃん! それに、前にカツがあったときもあったじゃん!

寺内:それは先方が傲慢だったからだよ(笑)。

小林:でも、本当にシンプルで食べやすいカレーで、おいしゅうございました。ペロリでございます。カレー好きじゃない人なんていないしね(笑)。

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寺内:それでは僕はガパオラスをいただきます。うん、エスニックな感じ! 卵が半熟だ!

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小林:さっき焼いてる音が聞こえたよ。いいな、俺も黄身崩してーなー。

寺内:あ、本格的! パクチーとかバジルとか香草の香りがすごい! 美味しい。

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小林:いいなー。俺、ガパオってあんま食ったことないんだよ。それにさ、俺、昨日カレー食ってんだよ!

寺内:それは小林さんのミスでしょ! 今日食べるってわかってるじゃん?

小林:だって札幌に行ったからスープカレー食うだろ!

寺内:今日「おうえんしナイト」だって忘れてた小林さんが悪い(笑)。いや、本当に美味しかった! 僕も完食です!

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寺内:それでは……うまいーナイトニッポン!! これでいいんだっけ(笑)?
小林:それでいいけど、面白くはないです(笑)。

次回の『おうえんしナイト』は東邦音楽大学取材の後編としてランパンプスが在校生と座談会する様子をお届けします。音大生の本音に迫るインタビューをご期待ください!

 

音大ってどんなところ? 埼玉県・川越市の東邦音楽大学にてランパンプスが潜入取材!
<東邦音楽大学 川越キャンパス>
住所:〒350-0015 埼玉県川越市今泉84
HP:https://www.toho-music.ac.jp

 

 

『おうえんしナイト』では頑張る受験生を応援すべく、リスナーの皆様からのご意見や情報を募集しております。ランパンプスの二人に取材してほしい“あなたの街のおすすめスポット”や“合格祈願にまつわるスポット”など受験生に役立つ情報を特設サイトまでお寄せください。

番組情報

おうえんしナイト

番組HP

この企画は、全国の受験生を応援するために、受験や、教育と縁が深い、お笑い芸人・ランパンプスと一緒に様々な情報をWebコンテンツとして発信していきます。

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