キャスターの辛坊治郎が7月19日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。2025年に開催される大阪・関西万博の海外パビリオンの建設が遅れている問題を巡り、「延期する? 五輪じゃないんだから」と指摘した。
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夢洲の大阪・関西万博会場=2023年05月29日午前、大阪市此花区 写真提供:産経新聞社
2025年に開催される大阪・関西万博の海外パビリオンの建設が遅れている問題で、関西経済連合会の松本正義会長(住友電気工業会長)は18日、「出店を撤退する国が出る可能性がある」と述べた。約50の国や地域が独自でパビリオンを建設する予定だが、18日時点で大阪市へ建築許可を申請している国はない。
辛坊)かなり危機的な状況のようですね。スケジュールは間に合うのでしょうか。私は大阪の「辛坊治郎の万博ラジオ」(ABCラジオ)でパーソナリティを務めています。万博が好きな私が万博を応援するという趣旨の番組です。近々、国の責任者にゲスト出演していただき、どうするつもりなのかを問いただしたいと考えているんです。
スケジュールが間に合わなかったら、バーチャルで実施するというのはどうでしょう。今どき、パビリオンを建てる時代でもないでしょう。“来場者”にはゴーグルを着けてもらってね。でも、バーチャル開催だと、“入場料”を払う人はいないでしょうね。
それとも、「間に合いませんから、開催日程を延期します」とか言い出すのでしょうか。五輪じゃないんだから、そんなわけにはいかないでしょうね。