世界初の「流れるプール」は「日本で誕生」していた?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。7月21日放送分のテーマは「流れるプール」です。
「流れるプール」とは、主にドーナツ型のプールであり、人工的に水の流れをつくって1周できるようになっています。泳げなくても浮き輪などにつかまり、水の流れに身を任せて進むことができます。
世界初の「流れるプール」が誕生したのは、1965年(昭和40年)。場所は東京・練馬区の遊園地「としまえん」です。「誰もが速く泳げるプールができないものか?」「泳げない子でも泳いだような気になれるプールができないだろうか?」という思いが、誕生のきっかけになったと言われています。
前例がなかったため、社員の方が体にロープを付け、実際に川のなかへ入って「心地いい水の速さ」や「プールの幅」などを調べたそうです。最終的には「秒速1メートル」「幅8メートル」に決まりました。
しかし、「としまえん」の「流れるプール」は2020年、残念ながら閉園とともに姿を消しました。現在、「流れるプール」は屋外・屋内問わずいろいろな場所にあり、世代を超えて親しまれています。
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