キャスターの辛坊治郎が8月3日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。iPhone(アイフォン)の財布アプリ「ウォレット」から口座を管理できるアップルの預金サービスの預金残高が100億ドル(約1兆4300億円)を超え、開始後約3カ月で大台を突破したことを伝えるニュースに触れ、「従来の銀行のビジネスモデルは近い将来、通用しなくなる」と指摘した。
アップルはアメリカで4月に始めた預金サービスの残高が100億ドル(約1兆4300億円)を突破したと発表した。年4.15%の高金利で人気を集めている。
辛坊)「日本の金融機関はこれからどうなるのだろうか」と考えさせられるニュースです。
アップルの普通預金が人気になっている理由は、高金利に加え、スマートフォンで手軽に口座を開設したり入出金したりできる使い勝手の良さがあるからです。日本でもスマホで決済できる金融機関のサービスがだいぶ普及してきました。こうした金融機関の中には、手数料がかからないものもあります。そう考えると、決裁に手数料が発生する従来の銀行のビジネスモデルは近い将来、通用しなくなりますよ。
われわれが今、日常的に触れている経済の仕組みを根底からひっくり返す可能性があるというニュースです。
番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)