キャスターの辛坊治郎が8月10日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。JR東海が同日、台風7号の接近に伴い、東海道新幹線で13~16日の一定期間に計画運休などが発生する可能性があると発表したことを巡り、「杓子定規でなく、利用者目線で臨機応変に対応してほしい」と注文をつけた。
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東海道新幹線
JR東海は10日、台風7号の接近に伴い、東海道新幹線で13~16日の一定期間に計画運休や急な運転見合わせが発生する可能性があると発表した。天候や運行の最新情報に注意し、旅行予定の変更などを検討してほしいと呼びかけている。
辛坊)直近の台風の進路図を見ると、予報円の中心が15日午前中に静岡県辺りを通過するようなコースになっています。予報円は大きいので、最も東を通ると千葉県の銚子市辺り、最も西を通ると四国辺りを通る可能性がありますので、何ともいえません。JR東海としては、進路や勢いがもう少し分かった段階で、計画運休などの判断をするのでしょう。
鉄道会社は最近、計画運休をすることが多くなりました。世論の反発が少ないことも後押ししているようです。一方で、計画運休を発表した後に天気が回復するケースもあります。そうしたときには、レジャー施設などからは「列車を止める必要があったのか。商売あがったりだ」と恨み節も漏れています。
JR東海には、今回の計画運休を臨機応変に運用してほしいです。杓子定規に計画運休をするのではなく、利用者の目線で対応していただきたいと思います。