第一生命経済研究所首席エコノミストの永濱利廣氏が10月5日、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演し、辛坊と対談。9月に熊本県出張した際のエピソードを披露し、「熊本県内では時給3000円を仕事が結構あるらしい。週休2日、1日8時間働くと月収50万円以上を稼げる計算だ」と、同県で半導体バブルが起きている可能性を紹介した。
日銀が国内企業約9000社から景気判断を聞き取った「9月の日銀短観」が2日、発表された。「大企業の製造業」では前回の6月から4ポイント上昇して「プラス9」と2期連続で改善した。また、「大企業の非製造業」も前回より4ポイント上昇の「プラス27」と6期連続で改善し、1991年11月以来、約32年ぶりの高水準となった。
永濱)私、9月に熊本県へ出張に行き、半導体大手の台湾積体電路製造(TSMC)に関連する情報を聞いてきました。そうすると、熊本県内には時給3000円ぐらいの仕事が結構あるらしいんです。
辛坊)時給3000円! 高いですね。
永濱)私が一番びっくりしたのは、真偽のほどは分からないのですが、TSMC工場の食堂のパートは時給3000円と聞きました。
辛坊)へえ!
永濱)調べてみると、それとは別に熊本県内では例えば派遣工の仕事で時給3000円以上という募集がありました。時給3000円で週休2日、1日8時間働くと月収50万円以上を稼げる計算です。
辛坊)すごいですね。
永濱)熊本県内にはそうした高給の仕事がどんどん出てきているので、住んでもいいという人には、いい話かもしれません。
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[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)