キヤノングローバル戦略研究所主任研究員でジャーナリストの峯村健司が12月29日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。韓国の元徴用工訴訟について解説した。
元徴用工訴訟、韓国最高裁が日本企業の上告棄却
飯田)徴用工訴訟ですが、韓国の最高裁で日本企業への賠償命令が再び確定しました。
峯村)尹政権には日本側からの期待が高かったからこそ、このように「ちゃぶ台返し」をされると、「やはり韓国は信用できない」と思ってしまいますよね。2024年4月に選挙がありますが、これがいちばん心配です。
飯田)総選挙がありますね。
峯村)多分、総選挙を意識しているところもあるのだと思います。
飯田)尹政権としては自分で財団をつくり、そこからお金を出していくと示していた。日本としては、国内で解決しようとするのは……。
2024年の総選挙で与党が負けると尹政権は厳しい立場に
峯村)そのやり方自体はいいと思います。一方で、もちろん韓国も民主主義ですから、司法に関しては独立しているので難しいところもある。しかし、それにしても何か不穏な動きではありますよね。また総選挙で負けて与党が少数派になってしまうと、再び歴代政権のように反日政策に傾くのではないか、と危惧しています。
飯田)李明博政権の最後の方とか。
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