おやつのサブスクサービス「スナックミー」が出荷効率を上げるために導入した「音声ピッキング」の効果

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黒木瞳がパーソナリティを務めるニッポン放送「黒木瞳のあさナビ」(2月9日放送)にスナックミー CTO&co-founderの三好隼人が出演。おやつのサブスクサービス「スナックミー」について語った。

おやつ体験BOX

おやつ体験BOX

黒木瞳が、さまざまなジャンルの“プロフェッショナル”に朝の活力になる話を訊く「黒木瞳のあさナビ」。2月5日(月)~2月9日(金)のゲストはスナックミー CTO&co-founderの三好隼人。5日目は、人生におけるおやつの役割について---

黒木)オンラインでおやつのサブスクサービスを営んでいますが、数年前からは直営店舗をオープンさせるなど、オフラインでもおやつを楽しめる取り組みを進めているのですね。

三好)理由としては、大きく2つあります。オフラインのタッチポイントとして、以前は年に2回ほどお客様を呼んでイベントを開催していたのですが、(コロナ禍で)それができなくなってしまったため、お客様の声を聞く機会をつくりたかったことが1つ。もう1つは、ナチュラルローソンさんで展開させていただいていますが、「自分が好きなものを買える」という新しい体験を提供するため、自社でも店舗を構えています。

黒木)ユーザーになるには、まずスナックミーのホームページからおやつ診断を行いますが、その次の「LINEとつながる」というのは何ですか?

三好)我々は「マイページ」と呼んでいますが、ホームページに入るとき、毎回「スナックミー」と検索して入るのは利用しづらいと思います。LINEなら、いろいろな方が利用できるので、そのなかにスナックミーの小さなアプリのようなものをつくっているのです。

黒木)「音声ピッキング」というのは?

三好)8種類のおやつの出荷を自社で行っているのですが、出荷の仕組みについては音声ピッキングを利用しています。ユーザーさんがどのおやつを届けて欲しいか音声を通じてオーダーし、それをピッキング(ピックアップして梱包)します。本来ですと、伝票の紙を見てピッキングするケースが多いのですが、紙を見てピッキングするとどうしてもミスが起き、スピードも出ないので、誰でもわかるように音声で「何番を取ってください」と流し、8個言うことによってミスを少なくしています。

三好隼人

三好隼人

黒木)そういうシステムも開発されたのですか?

三好)そうですね。

黒木)やはりエンジニアでいらしたから。

三好)いかに効率よく多くの方に届けられるか考えたとき、当時は音声ピッキングがフィットしました。

黒木)三好さんが考えるおやつの魅力、おやつの時間の魅力は何でしょうか?

三好)人生を少しでも楽しいものにするためにも、おやつの力は大事だと思います。おやつは心を豊かにする存在なのではないでしょうか。

黒木)小腹が空くときはありますものね。

三好)そのときに、食べる楽しみがあることが大切だと思います。

黒木)福利厚生事業やギフト事業、法人向けのビジネスにも進出なさっているのですね。

三好)企業さんにおやつを提供させていただき、福利厚生としていくことにも少しずつ力を入れています。

三好隼人

三好隼人

三好隼人(みよし・はやと)/(株)スナックミー CTO&co-founder

■2013年、東京理科大学工学部建築学科を卒業後、建築設計事務所へ勤務。
■その後、ソフトウェアエンジニアへキャリアチェンジし、2014年、geechs株式会社へ入社。
■技術本部のリーダーとしてゴルフアプリのプロジェクトマネージャーを経験。
■2015年、株式会社スナックミーを創業。CTOとしてエンジニアリングチームを率いる。
※スナックミーは「新しいおやつ体験を創造し、おやつの時間の価値を高める」をミッションに、美味しくてワクワクするような体験を提供。おやつのサブスクリプションサービス「snaq.me」では、日本のマルシェにあるような素材の味を生かした安心安全なおやつを、自社独自開発のアルゴリズムを駆使し、お客様1人ひとりの好みを導き出しながら届けている。

番組情報

黒木瞳のあさナビ

毎週月曜〜金曜 6:41 - 6:47

番組HP

毎朝、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、朝の活力になるお話をうかがっていく「あさナビ」。ナビゲーター:黒木瞳

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