「新」気象情報スタート 日本気象協会と連携、放送局として初の実施へ「ニッポン放送 ゲリラ豪雨速報/警戒情報」

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ニッポン放送では、毎年のように夏を中心に多発するゲリラ豪雨の発生を踏まえ、日本気象協会と連携した新たな気象情報として「ニッポン放送 ゲリラ豪雨速報/警戒情報」の運用を今月中にもスタートし、通年で運用する。このような放送対応は、ニッポン放送が放送局として初めてとなる。

2024年に発生したゲリラ豪雨は全国でおよそ8万件。都心ではマンホールが勢いよく宙に舞い、割れるなどの被害もあった。そこでニッポン放送では、局地的に降る雨の情報を迅速にリスナーに伝えるべく、日本気象協会と連携。 観測地点でゲリラ豪雨が発生する可能性が生じた場合、日本気象協会からプッシュ通知型メールシステムで情報を受け取り、生放送番組の中でその情報を紹介していく。

ゲリラ豪雨は、局地的、かつ短時間の雨となるため、事前の予測が難しい。そのため、情報の精度を高めるために、首都圏の1都3県に、ニッポン放送があらかじめ「30の観測地点」を設定(東京駅、新宿駅、川崎駅、横浜駅、大宮駅、川口駅、千葉駅、船橋駅、三郷ジャンクション、宮野木ジャンクションなど)。その観測地点で降っている雨の状況と、今後の雨雲の動きの予測をもとに、どの程度の強さで雨が降っているのか、なるべくわかりやすい文言を用いて情報を発表していく。

今後、夏場には多くのゲリラ豪雨の発生数が見込まれるため、情報発信の基準や情報の伝達方法などを、適宜ブラッシュアップし、より精度を高めていく考えだ。

生放送が多く、車の運転中など移動時に番組を聴く方も多いといった「ラジオならではの情報」として活用、リスナーにリアルタイムで伝えていく。

ゲリラ豪雨速報
⇒「すでに発生している大雨」の情報を伝える

ゲリラ豪雨警戒情報
⇒「数時間以内に大雨が降る可能性」の情報を伝える

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